ビルボード Hot 100(2017/07/15付) トップ10解説

 
ビッグバナー広告
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0

2017/07/15付 ビルボード Hot 100 トップ10解説



1位右矢印 (先週1位、最高位1位)
Luis Fonsi(ルイス・フォンシ) & Daddy Yankee(ダディ・ヤンキー) feat. Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – Despacito
今週も主要チャート2冠+ラジオも2位で8週目の1位。
先週はこの曲が世界89ヶ国で1位を獲得したことを示すプラーク(額)がレーベルから贈られてきてご満悦だったというルイス・フォンシ。一方、共作者のダディ・ヤンキーはヨーロッパ・ツアーを一時中断、ガン患者の子供たちがいるスペインの病院を訪問してその子供たちとこの曲をデュエットしたそうです。
Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – ヒット曲ベスト20


2位右矢印 (先週2位、最高位1位)
DJ Khaled(DJキャレド) feat. Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー), Quavo(クエヴォ), Chance The Rapper(チャンス・ザ・ラッパー) & Lil Wayne(リル・ウェイン) – I’m The One
1位との差は縮まらず今週も2位。
パレスチナ移民の子でイスラム教徒だというDJキャレドのこの曲、先週のBET Awardsでもお披露目された息子のアサド君(シリアの大統領と同名)がジャケ写のモデルになっています。ちなみに、今週のアルバムチャートで初登場1位 “Grateful” のジャケ写もアサド君。


3位右上矢印 (先週4位、最高位3位)
DJ Khaled(DJキャレド) feat. Rihanna(リアーナ) & Bryson Tiller(ブライソン・ティラー) – Wild Thoughts
ワンランクアップでトップ3入り。
『このクッキー(cookie:女性器)は焼く(baking:性交する)ためにあるの』、『アソコの保養のために あなたのモノをちょうだい』など、セクシャルな表現が使われているこの曲、サンプリングされているサンタナの “Maria Maria” はもともと「ウエスト・サイド物語」の主人公マリアの役柄をモチーフとした曲ですが、(セクシャルな曲にサンプリングされたことについて)カルロス・サンタナは特には気にしていないようで、『”Maria Maria” に新しい一面をもたらしてくれた』とコメントしています。
【解説・和訳】Wild Thoughts / DJキャレド ft. リアーナ & ブライソン・ティラー

※トップ10内でデビューした翌週に上昇したのはチェインスモーカーズ ft. ホールジーの “Closer” 以来。

※トップ3に2曲ランクインしているアーティストが2名(ジャスティン・ビーバーとDJキャレド)というのはビルボード史上初。


4位右下矢印 (先週3位、最高位1位)
Bruno Mars(ブルーノ・マーズ) – That’s What I Like
今週もラジオを制すもワンランクダウン。
トップ10滞在はこれで20週目(ビルボード史上76曲目)。そのうち5位以内は19週で、トップ5滞在週ランキングではメーガン・トレイナーの “All About That Bass”、ジャスティン・ビーバーの “Sorry” など5曲と並び13位タイとなっています。
Bruno Mars(ブルーノ・マーズ) – ヒット曲ベスト10


5位右矢印 (先週5位、最高位1位)
Ed Sheeran(エド・シーラン) – Shape Of You
今週もトップ5をキープ。
トップ10滞在はこれでビルボード史上13曲目となる25週。トップ5の滞在週ではリアン・ライムスの “How Do I Live” (とマーク・ロンソン ft. ブルーノ・マーズの “Uptown Funk!”)と並んで2位タイ、トップ10での順位をもとにスコア化したオールタイム・ランキングではサンタナの “Smooth” と並んで3位となっています。
【解説・和訳】Shape Of You / Ed Sheeran(エド・シーラン)

6位アップ (先週11位、最高位6位)
Imagine Dragons(イマジン・ドラゴンズ) – Believer
イマジン・ドラゴンズは3曲目のトップ10。
フロントマンでヴォーカルのダン・レイノルズが鬱や体の痛みを抱えながら先を目指した自分の人生を歌った曲。本人は『鬱、注意欠損障害を抱え強直性脊椎炎で体中痛いのが当たり前の日々を乗り越えてバンドとして成功できたことが自分に強さを与えてくれた』と語っています。

※今年トップ10にランクインした43曲中、ロックにカテゴライズされているのはこの曲が初。ちなみに昨年の同時期は38曲中4曲。


7位右下矢印 (先週6位、最高位1位)
Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー) – Humble.
今週もワンランクダウン。
値下げもほとんど効果なし。もともとストリーミング中心でポイントを稼いで上昇していた曲だけに、あまり需要はなかったようです。(蛇足ながら、ストリーミング・アプリ(「うたパス」とアジアで最も利用されている「KKBOX」)の開発者でありながら米iTunesでのダウンロード派の私はこのタイミングで買いました…)


8位右矢印 (先週8位、最高位8位)
Post Malone(ポスト・マローン) feat. Quavo(クエヴォ) – Congratulations
変わらず最高位をキープ。
曲のコンセプトをそのまま映像化したというこの曲のビデオ、紙吹雪が舞う中で祝杯をあげるシーンが印象的ですが、クエヴォのモザイクがかかったTシャツもどんなデザインなのか少々気になります。


9位右下矢印 (先週7位、最高位5位)
Future(フューチャー) – Mask Off
2ランクダウン。
先週のBET Awardsでは8歳の娘と共に “Mask On” で登場したフューチャー、これは娘のプライバシー保護と “Mask Off” のアピールを兼ねた「最先端のファッション」だそうです。


10位右下矢印 (先週9位、最高位3位)
The Chainsmokers(ザ・チェインスモーカーズ) & Coldplay(コールドプレイ) – Something Just Like This
ワンランクダウンもトップ10はキープ。
8/4に発売されるコールドプレイの「カレイドスコープ EP」に「トーキョー・リミックス」として収録されるこの曲、音源は4月に開催された東京ドームでのライブだそうです。

以上、最新チャートのトップ10でした。

 
  • このエントリーをはてなブックマークに追加