2008年の今日(6月28日)、1位を獲得した Coldplay(コールドプレイ)の “Viva La Vida” について解説しました。
弦楽器とティンパニー、チャーチ・ベルなどのサウンドが特徴的なバロック・ポップ(クラシックの要素を取り入れたポップ)で、壮大な雰囲気と知性が感じられる、グラミーの最優秀楽曲賞受賞曲。
“Viva La Vida” とはスペイン語で「自分の人生を全うしよう」というような意味で、メキシコの芸術家、フリーダ・カーロの絵画のタイトルから取られているようです。
歌詞は宗教色が強く、フック(サビ)では
エルサレムの鐘の音が聞こえる
ローマの聖歌隊が歌う
私の鏡、剣、楯になれ
異国の地にいる私の伝道師たちよ
根拠なんて説明できない
お前が行ってしまったから
正直な言葉なんて決して出てこない
それは私が世界を支配していたときのこと
と歌われており難解ですが、フランス革命におけるルイ16世の回想という解釈もあるようです。