【解説】Super Bass / ニッキー・ミナージュ

 
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2011年の今日(8月13日)、最高位3位を記録した Nicki Minaj(ニッキー・ミナージュ)の “Super Bass” について解説しました。

ニッキー曰く『言い寄りたくなるけど、遊ばれてしまいそうな男の子についての曲』で、テイラー・スウィフトとセレーナ・ゴメスの思わぬサポートがあってシングルカットされることになったポップ・ラップ。

女性ソロ・ラッパーの曲としては、ミッシー・エリオットの “Work It”(2002年、最高位2位)以来となるトップ3ヒットとなったこの曲は、2011年に米国内で最も多くのストリーミングを記録し、ビルボードの記者たちの間では同年のベスト・ソングに選ばれています。

これは “Booming System”(※)を「つけて(付けて)」いる男の子の話
(※爆音を出すオーディオを搭載した車)
オープンカーなのに “Cooler System” でエアコンを「つけて(入れて)」るの
クラブに「ついた(着いた)」ときから輝いてた
株主で大金持ち
彼はヤバいの(ill) 彼は本物(real)
ひょっとしたら「付き合って」(deal)くれるかも

と韻を踏んだラップは、当時まだカントリー歌手のイメージが強かったテイラー・スウィフトもお気に入りだったようで、ラジオの番組でこの曲のラップを恥ずかしそうに披露しつつ、リクエストしています。

また、セレーナ・ゴメスもこの曲が大のお気に入りだったようで、自身のコンサートでも披露、さらに楽屋でもご覧のとおりの盛り上がり。

この二人の思わぬ「後押し」があってニッキーはこの曲をシングルカットすることに決めたと言われています。

ちなみに、”Super Bass”(スパー・ベース)というタイトルですが、「ブーン、ブーン、ブーン」と鳴り響くベースのサウンドとかけて、「高鳴る思い」、「胸のときめき」というような意味で使われているようですが、一部ではニッキー・ミナージュのプロポーションとかけた “Superb Ass”(素晴らしいオシリ)という隠し言葉ではという見方もあるようです。

【リンク】
当時(2011/08/13)のチャート
ニッキー・ミナージュのヒット曲

 
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コメント

  1. はろ より:

    すっぺえと聴こえるこの曲好きです。エレンの番組で披露したラップの部分、ニッキーさすがと思いました。