1989年の今日(4月15日)、1位を獲得した Fine Young Cannibals(ファイン・ヤング・カニバルズ)の “She Drives Me Crazy” を解説・和訳しました。
どうしようもないくらい彼女に夢中にさせられるという曲で、スカとテクノの要素が取り入れられたポップ・ロック。
ソングライターはヴォーカルのローランド・ギフトとベースのデヴィッド・スティール。
もともと “She’s My Baby” というタイトルで、普通に歌う予定だったというこの曲は、ちょっと奇妙な雰囲気を醸し出しているファルセット(裏声)と、工夫を凝らして作り上げられたというスネア・ドラムのビートが非常に印象的で、インパクトのあるサウンドに仕上げられています。
また、MTVのベスト・ビデオにノミネートされたビデオは、前にしか進めないカンガルーのようにドラムのビートに合わせて飛び跳ねるダンサーの動きにも注目が集まりましたが、これは彼女に夢中になって周りが見えなくなっている(前しか見えない)様子が表現されているようです。
【リンク】
当時(1989/04/15)のチャート
ファイン・ヤング・カニバルズのヒット曲
【和訳】
[Verse 1]
止められない この想い
君のすることは現実とは思えない
何を考えているのか 教えてくれよ
だって俺らには 時間がないんだ
俺を解放してくれないか
もう待っていられないんだ
[Hook]
彼女は俺を夢中にさせる
他の誰にもできないほど
彼女は俺を夢中にさせる
どうしようもないんだ
[Verse 2]
気が休まることもない
何かに憑りつかれているって言われるんだ
君が言うことは全てウソ
でも俺は何も驚かない
君のことで経験したことは真実だから
物事はそううまくはいかない
いつだってそう
[Hook]
[Verse 3]
うまくやれないかも
自分一人じゃ
誰だって
孤独にはなりたくない
[Hook]
コメント
こんにちは
懐かしい曲ですね。大好きな曲です。
この曲がヒットした翌年か翌々年くらいにCMソングとして使われて気持ちがアップしたのを覚えています。
ジョディ・フォスターの出ていたホンダ シッビック フェリオのCMでした。
92年に私はフェリオじゃない方でしたがシビックを購入しました(^^ゞ
シビックに乗ってFYCのアルバムを聴きながらドライブしていました。
私はこの曲に夢中になりました。
この何年後かに、ディカプリオと松雪泰子がシビックのCMに出ていたのも懐かしく思い出しました。
そういえばCMに使われていましたね。薄っすら思い出しました。
「彼女に夢中にさせられる」という曲に夢中になったという訳ですね。 (^_^)