【解説】Out Of Touch / ダリル・ホール&ジョン・オーツ

 
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1984年の今日(12月8日)、1位を獲得した Daryl Hall & John Oates(ダリル・ホール&ジョン・オーツ)の “Out Of Touch” について解説しました。

「魂を失ってはいけない」ということがメインテーマになっている曲で、スネアドラムのサウンドが特徴的なニューウェーブ・シンセ・ポップ。

ソングライターはホール&オーツの二人ですが、オリジナル・アイデアを出したというジョン・オーツによると、自分が(作詞作曲を)担当したフックの

君には手が届かない
僕には時間がない
でも君がいないとおかしくなってしまうんだ

という部分よりも、ヴァースの

僕たちは孤独な魂(の持ち主)なんだ
そして その魂が本当に問題なんだ

という部分が最も重要だそうで、『魂やルーツは我々のパワーの源であり核となるとなるもので、自分を際立たせるエネルギーなんだ』と語っています。

楽曲的には、アーティスト同士が競うようにドラム(特にスネア)の音を増幅していたこの頃を象徴しているサウンドだと思います。

また、歌詞を反映しているというビデオは、ホール&オーツの二人がドラムの中に閉じ込められているシーンが印象的ですが、これは魂が “Out Of Touch”(触ることができない=「孤独」)であることを表現しているそうです。

【リンク】
当時(1984/12/08)のチャート
ダリル・ホール&ジョン・オーツのヒット曲

 
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