1992年の今日(8月15日)、1位を獲得した Boyz II Men(ボーイズ・II・メン)の “End of the Road” について解説しました。
エディ・マーフィー主演映画「ブーメラン」の挿入歌で、別れをなかなか受け入れられない男の気持ちを歌ったR&B。
もともとは(この曲のソングライターの一人の)ベイビーフェイスが自ら歌う予定だったものの、ボーイズ・Ⅱ・メンのほうが向いていると判断して彼らに譲ったそうです。
その判断が間違いではなかったことを証明するかのように、当時エルビス・プレスリーの “Hound Dog / Don’t Be Cruel” が持っていた11週を超える13週連続1位を記録、この年の年間チャートでもナンバーワン、グラミーでは最優秀R&Bパフォーマンス(デュオまたはグループ)と最優秀R&Bソングの2冠に輝いています。
僕たちは行き止まりまで来てしまったけど
まだ君をあきらめたくない
だって不自然だろ
君は僕のもので 僕は君のものなんだから
というフック(サビ)は、これぞボーイズ・II・メンという美しいハーモニーで聴き惚れてしまいます。