ビルボード Hot 100(2018/04/28付) トップ10解説

 
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2018/04/28付 ビルボード Hot 100 トップ10解説



1位右矢印 (先週1位、最高位1位)
Drake(ドレイク) – Nice For What
ストリーミングを制して2週目の1位。
デジタル(SNS)時代における女性の生活がテーマで、「良く見せようとする(見栄を張る)のは何のため?」というニュアンスのタイトルが付けられたこの曲、ヴァース1ではビッグ・タイマーズの “Get Your Roll On” の歌詞を引用して『みんな、見せびらかそうぜ※』、『(今どきの)女の子は(昔と違って)スロー・ソングを求めちゃいない』とラップされています。
(↓ ※ビッグ・タイマーズがいう “roll on” は車を回転させる=見せびらかすこと、だそうです)



2位右矢印 (先週2位、最高位1位)
Drake(ドレイク) – God’s Plan
1位との差はほぼ変わらずで2位をキープ。
共同プロデューサーのボーイ・ワンダが「弾むようなサウンドに仕上げた」というこの曲、ドレイクのヒット曲ランキングではリアーナにフィーチャーされた “Work” を抜いて3位に上昇しています。
Drake(ドレイク) – ヒット曲ベスト20(更新)
【解説・和訳】God’s Plan / Drake(ドレイク)


3位右矢印 (先週3位、最高位2位)
Bebe Rexha(ビービー・レクサ) & Florida Georgia Line(フロリダ・ジョージア・ライン) – Meant To Be
今週もラジオを制してトップ3をキープ。
ジャンルを超えて幅広い層から支持を得ているこの曲、最高位2位ながら今後のチャートアクション次第では年間チャートの上位も狙えそうで、(今のところ可能性はかなり低いですが)もし年間1位となれば、カントリー・ポップとしては同じく最高位2位ながら2000年に年間1位を獲得したフェイス・ヒルの “Breathe” 以来となります。


4位右矢印 (先週3位、最高位2位)
Post Malone(ポスト・マローン) feat. Ty Dolla $ign(タイ・ダラー・サイン) – Psycho
こちらも変わらず。
初登場した2位が最高位で、その後トップ5はキープしているものの行き詰まり感は否めないこの曲、4月27日にリリースされるペアレント・アルバム “Beerbongs & Bentleys” がカンフル剤になることが期待されます。


5位右上矢印 (先週6位、最高位5位)
Zedd(ゼッド), Maren Morris(マレン・モリス) & Grey(グレイ) – The Middle
ワンランクアップでトップ5入り。
カントリー歌手(3位のフロリダ・ジョージア・ラインとこの曲のマレン・モリス)がトップ5に同時に2組入るのは2000年にフェイス・ヒルの “Breathe” が3位、ローンスターの “Amazed” が5位になって以来、約18年ぶり。先日「ニュー・ビデオ」としてこの曲のエピソードが収められたビデオが公開されましたが、チャートポイントへの影響はほとんどないと思われます。


6位右下矢印 (先週5位、最高位5位)
BlocBoy JB(ブロックボーイ・JB) feat. Drake(ドレイク) – Look Alive
ワンランクダウンでトップ5から2度目の陥落。
トップ10復帰する曲は数多くあるものの(今年はこの曲が5曲目)、いきなり6位でトップ10復帰、その後に最高位復帰も果たしたこの曲、最近ではリル・パンプの “Gucci Gang” が7位→12位→3位という動きをしましたが、特別な要因(ビデオのリリースや値下げなど)なしでのこのチャートアクションはかなり特異なケースのようです。


7位右矢印 (先週7位、最高位1位)
Ed Sheeran(エド・シーラン) – Perfect
今週も変わらず。
来日公演ではギターとループペダルだけでこの曲を演奏して会場を盛り上げたエド・シーラン、バックの映像もなかなか凝っていて「エンターテイナー」としてのエドを印象付けています。


8位右上矢印 (先週9位、最高位8位)
Lil Dicky(リル・ディッキー) feat. Chris Brown(クリス・ブラウン) – Freaky Friday
ワンランクアップで最高位復帰。
このビデオに出ているエド・シーランとは友達というリル・ディッキー、体が入れ替わるというアイデアを面白がってエドは出演を快諾。またケンダル・ジェンナーのシーンは彼女の母親のクリス・ジェンナーの家で撮影したそうです。
Chris Brown(クリス・ブラウン) – ヒット曲ベスト20


9位右下矢印 (先週8位、最高位8位)
Cardi B(カーディ・B), Bad Bunny(バッド・バニー) & J Balvin(J. バルヴィン) – I Like It
ワンランクダウンながら2週目もトップ10をキープ。
7月第1週が出産予定日というカーディ・B、先日開催されたコーチェラではバッド・バーニー、J・バルヴィンとともにこの曲をパフォーマンスしています。また、ギャラは2日間で14万ドルだったもののステージセットは自腹で30万ドルかかったため大赤字だったことを明かしています。

10位アップ (先週92位、最高位10位)
Nicki Minaj(ニッキー・ミナージュ) – Chun-Li
ニッキー・ミナージュは16曲目のトップ10。
攻撃的なシンセとドラムのビートが特徴的な曲で、ヘイターたちへの怒りを吐き捨てるようにラップしているヒップホップ。タイトルの「チュンリー(春麗)」とは対戦型ゲーム「ストリートファイター」シリーズに登場する格闘女王。

トップ10圏外ではカミラ・カベロの “Never Be the Same” が15位→13位、イマジン・ドラゴンズの “Whatever It Takes” が22位→20位、リル・パンプの “Esskeetit” が初登場24位、ニッキー・ミナージュの “Barbie Tingz” が83位→25位などとなっています。

以上、最新のトップ10紹介でした。

 
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