ビルボード Hot 100(2018/02/24付) トップ10解説

 
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2018/02/24付 ビルボード Hot 100 トップ10解説


1位右矢印 (先週1位、最高位1位)
Drake(ドレイク) – God’s Plan
セールスとストリーミングの2冠で4週目の1位。
タイミングよくビデオをリリースしてトップの座をより確固たるものにしたこの曲、そのビデオの撮影ではマイアミ高校を訪れてまず2万5千ドルを寄付、その後マイアミ大学で奨学金を必要としている学生に5万ドルの小切手をプレゼント、それらの費用を含めて合計約100万ドルの予算が使われたとされています。
Drake(ドレイク) – ヒット曲ベスト20(更新)


2位右矢印 (先週2位、最高位1位)
Ed Sheeran(エド・シーラン) – Perfect
今週もラジオを制して5週連続2位をキープ。
表記上は1位を獲得した6週のうち5週分だけがビヨンセとのデュエット・バージョンとなっているこの曲、ただし、記録上では “duet with Beyonce” の表記がない週もエド・シーラン、ビヨンセ双方の記録として計上されているようです。


3位右矢印 (先週3位、最高位3位)
Bruno Mars(ブルーノ・マーズ) & Cardi B(カーディ・B) – Finesse
変わらずトップ3をキープ。
80年代後半から90年代の中頃に流行したニュー・ジャック・スウィングを現代に蘇らせたブルーノ・マーズのこの曲、カーディ・Bを帯同させている “24K Magic World Tour” ではいきなりオープニングでパフォーマンスされています。

4位右矢印 (先週4位、最高位1位)
Camila Cabello(カミラ・カベロ) feat. Young Thug(ヤング・サグ) – Havana
4位変わらず。
先週はイギリスの人気TV番組「グラハム・ノートン・ショー」に出演したカミラ・カベロ、この曲を妖艶な雰囲気を漂わせてパフォーマンス(プラス、トークではブリティッシュ・アクセントを披露)しています。
【解説・和訳】Havana / カミラ・カベロ feat. ヤング・サグ


5位右矢印 (先週5位、最高位1位)
Post Malone(ポスト・マローン) feat. 21 Savage(21サヴェージ) – rockstar
HOT100(10位以内)の順位をもとにスコア化したオールタイム・チャートではアッシャー ft. リル・ジョン&リュダクリスの “Yeah!” など4曲を抜いて11位に上昇、またトップ10滞在はビルボード史上45曲目の22週となっています。
【解説・和訳】Rockstar / ポスト・マローン ft. 21サヴェージ

6位アップ (先週-位、最高位6位)
BlocBoy JB(ブロックボーイ・JB) feat. Drake(ドレイク) – Look Alive
ブロックボーイ・JBは初、ドレイクは23曲目のトップ10。
ドレイクのレーベル “OVO” と契約したメンフィス出身のブロックボーイ・JBと父親がメンフィス出身で夏はよくそこで過ごしたというドレイクが「メンフィス繋がり」についてラップしている曲。『901(メンフィスのエリア・コード)、シェルビー・ドライブ(有名な大通り)、ルック・アライブ(気を付けろ!)、ルック・アライブ』とラップされています。


7位右上矢印 (先週9位、最高位7位)
Bebe Rexha(ビービー・レクサ) & Florida Georgia Line(フロリダ・ジョージア・ライン) – Meant To Be
2ランクアップで最高位更新。
失恋とカントリー・ポップへの挑戦という悩みを抱えていたビービー・レクサが「なるようになる」と歌う宿命論的なこの曲、ビデオではヒッチハイクとカフェでの仕事で「なるようになる」が表現されています。

8位右下矢印 (先週6位、最高位6位)
Dua Lipa(デュア・リパ) – New Rules
2ランクダウン。
YouTubeでの再生回数が10億回を突破したデュア・リパのこの曲、先週は人気TV番組「エレン・ショー」でパフォーマンスされています。また、本日(2/21)に開催されるBRIT Awards(ブリット賞:イギリス版グラミー)でもパフォーマンスされる予定になっています。

9位アップ (先週31位、最高位9位)
Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー) & SZA(シザ) – All The Stars
ケンドリック・ラマーは7曲目、シザは2曲目のトップ10。
映画「ブラックパンサー」のサントラからのリード・シングル。シザの少年のようなヴォーカルが印象的で、フックでは『今夜、夢が教えてくれるかもしれない。全ての星に手が届きそう』と夢が叶えられそうな状況が歌われています。


10位右下矢印 (先週8位、最高位8位)
Migos(ミーゴス) – Stir Fry
2ランクダウン。
ファレルが共同ソングライター兼プロデューサーで、もともとT.I.のために用意されていた楽曲を使用しているというこの曲、ビデオではそのファレルがカメオ出演しています。

以上、最新のトップ10紹介でした。

 
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