ビルボード Hot 100(2018/02/03付) トップ10解説

 
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2018/02/03付 ビルボード Hot 100 トップ10解説



1位アップ (先週-位、最高位1位)
Drake(ドレイク) – God’s Plan
ドレイクは21曲目のトップ10で4曲目の1位。
SpotifyとApple Musicで1日のストリーミング回数の最多記録を樹立してビルボード史上29曲目となる初登場で1位を獲得。自分の将来についての曲で、ヘイター(成功に嫉妬して嫌がらせする人)たちは俺の失敗を望んでいるが、神には計画がある(神がそうはさせない)という内容になっています。
Drake(ドレイク) – ヒット曲ベスト20(更新)


2位右矢印 (先週2位、最高位1位)
Ed Sheeran(エド・シーラン) – Perfect
今週もラジオを制して2位をキープ。
1/28に開催されたグラミーではこの曲が収録されているアルバム「÷」(Divide)がベスト・ポップ・ヴォーカル・アルバムを受賞、また “Shape Of You” でベスト・ポップ・ソロ・パフォーマンスを受賞したものの、名前が読み上げられた際にはブーイングが起こり、会場に姿を現すこともなかったエド・シーラン。今のところノーコメントのようですが、授賞式が終わった数時間後、インスタグラムにネコの写真を投稿しています。


3位右下矢印 (先週1位、最高位1位)
Camila Cabello(カミラ・カベロ) feat. Young Thug(ヤング・サグ) – Havana
2ランクダウンで1週で1位から陥落。
この曲で1位を獲得したことについて『信じられない』と喜びを爆発させているカミラ・カベロ、ただ彼女にとってより重要なのは『アメリカをはじめ、世界中の人が “Havana” を歌っていること』だそうで、『音楽は「感情」で、私たちはみんな同じなんだということが証明できた気分』とコメントしています。
【解説・和訳】Havana / カミラ・カベロ feat. ヤング・サグ


4位右下矢印 (先週3位、最高位1位)
Post Malone(ポスト・マローン) feat. 21 Savage(21サヴェージ) – rockstar
ワンランクダウンで再度トップ3から陥落。
HOT100(10位以内)の順位をもとにスコア化したオールタイム・チャートではクーリオの “Gangsta’s Paradise”、マライア・キャリー&ボーイズ・II・メンの “One Sweet Day” などを抜き23位に上昇しています。
【解説・和訳】Rockstar / ポスト・マローン ft. 21サヴェージ


5位右下矢印 (先週4位、最高位3位)
Bruno Mars(ブルーノ・マーズ) & Cardi B(カーディ・B) – Finesse
ラジオでは堅調ながらワンランクダウン。
グラミーでは主要3部門を独占(”That’s What I Like” が最優秀楽曲、シングルの “24K Magic” が最優秀レコード、アルバムの “24K Magic” が最優秀アルバムを受賞)したブルーノ・マーズ。ステージではカーディ・Bとともにこの曲をパフォーマンスしており、来週はその効果が期待できそうです。


6位右下矢印 (先週5位、最高位5位)
Halsey(ホールジー) – Bad At Love
ワンランクダウンでトップ5から陥落。
この曲については『自分自身をからかう皮肉』と語っているホールジー。今年のグラミーではセクハラへの抗議として他のアーティストたちと同様、白いバラ(プラス左肩にはバラのタトゥあり)を付けて出席しており、女性への性的な「からかい」はノーという意思表示をしています。


7位アップ (先週-位、最高位7位)
Drake(ドレイク) – Diplomatic Immunity
ドレイクは22曲目のトップ10。
トップ10に複数曲を初登場でランクインさせたのはエド・シーラン以来。タイトルは「外交特権」という意味で、ドレイクがスーパースターの地位を確立したいくつかの要素について言及している曲。


8位右矢印 (先週8位、最高位8位)
Dua Lipa(デュア・リパ) – New Rules
変わらず最高位をキープ。
グラミーでは前夜祭で存在感を示したデュア・リパ。ポップ・ソングのチャートでは1位を獲得したこの曲を「トリ」でパフォーマンスしています。


9位右下矢印 (先週6位、最高位4位)
Imagine Dragons(イマジン・ドラゴンズ) – Thunder
3ランクダウン。
これでトップ3に入らなかった曲としてはビルボード史上14曲目となる17週目のトップ10となっています。ちなみにこの記録(4位以下でトップ10滞在17週以上)を初めて達成したのはボン・ジョビの “Always”(1994年、最高位4位、トップ10滞在18週)。


10位右下矢印 (先週7位、最高位4位)
G-Eazy(ジー・イージー) feat. A$AP Rocky(エイサップ・ロッキー) & Cardi B(カーディ・B) – No Limit
こちらも3ランクダウン。
ヴァース1では “Got the city on fire”(街を騒がしくさせた)とラップされているこの曲、ジー・イージーはこの部分について『ホテルにチェックインしようとしたときに、(イベント開催のため周りが騒がしくて)フロントの女性に「聞こえますか?」と聞かれて、「この騒ぎは俺のイベントのせいなんだ」と答えたんだ』と語っており、このエピソードにインスパイアされたことを明かしています。

以上、最新のトップ10紹介でした。

 
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