1981年の今日(3月21日)、1位を獲得した REO Speedwagon(REOスピードワゴン)の “Keep On Loveing You” について解説しました。
浮気をした妻をそれでも愛し続けるという曲で、80年代ソフトロックの大黒柱と言われたパワーバラード。
この曲のソングライターでヴォーカルのケヴィン・クローニン(他)によると、妻の浮気が発覚したことによる様々な葛藤の末に書いたものだそうで、
僕は永遠に君を愛し続ける
だってそれだけが僕のしたいことだから
眠りたくなんかない
僕はずっと君を愛し続けるんだ
と歌うラブ・バラードが(これまでのハード・ロック・バンドのイメージを壊すことになるため)他のメンバーやファンに受け入れられるかどうか、かなり不安だったそうです。
そんな心配をよそにビルボード史上500曲目というおまけもついて彼ら初の1位となる大ヒット、バンドのメンバーは『この曲が永遠に僕らを変えてくれた』と語っています。
【リンク】
当時(1981/03/21)のチャート
REOスピードワゴンのヒット曲
【解説】Can’t Fight This Feeling / REOスピードワゴン
コメント
これは名曲ですよね。
僕は深夜にやっていた住商ホームショッピングの通販番組(確か2003~2005年くらい)のコンピレーションCDの中に,この曲が入っていました。そこで初めて,この曲を聞きました。とにかくキャッチーなサビに惹かれたのを覚えています。
この曲の入っているアルバム「禁じられた夜」もジョンの遺作,「ダブル・ファンタジー」を抑えて,年間1位を取りましたね。個人的には,「Don’tLetHimGo」も好きです。
それに妻の浮気が原因の末に出来た歌なんですか。それは初めて知りました。和訳を見ても,ラブソングの割には何かひっかかる表現があるなと感じていましたが,10年近い悩みが解決しました。そうすると,禁じられた夜のジャケットのイラストも浮気を意味した絵なのでしょうか?
長々と書いてスイマセン。どうしても,この曲は大学時代から現在に至るまで,よく聞いている曲なので。
これからも,ブログを楽しみに拝見させて頂きます。では。
コメントありがとうございます!!
曲の理解を深めるお役に立てて良かったです。ジャケットはご推測通りでケヴィンの当時の心象風景がイメージ化されたものだと思います。