【解説・和訳】 Do I Make You Proud / テイラー・ヒックス

 
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2006年の今日(7月1日)、1位を獲得した Taylor Hicks(テイラー・ヒックス)の “Do I Make You Proud” を解説・和訳しました。

謙虚さを保ちながら長期的な目標を達成した自分に対する誇りの気持ちを歌った曲で、イントロから始まるピアノの旋律が切なさや感動を演出しているソウル・ポップ。

スパイス・ガールズの “Say You’ll Be There”(1997年、最高位3位)なども手がけた作詞・作曲チーム「アブソリュート」によってアメリカン・アイドルの優勝者テイラー・ヒックスのために書かれたこの曲は、ラジオでのエアプレイはほとんどなくビデオも制作されなかったものの、ドゥービー・ブラザーズの “Takin’ It To The Streets”(1976年、最高位13位)のカヴァー(審査員のサイモン・コーウェルやポーラ・アブドゥルにパフォーマンスを絶賛され、チャートでは69位にランクイン)をB面に収録するというマーケティング戦略も奏功し、初登場で1位を獲得するヒットとなっています。

アメリカン・アイドル優勝者としては初代のケリー・クラークソンの “A Moment Like This”(2002年、最高位1位)こそ初登場1位とはならなかったものの、翌年からクレイ・エイケンの “This Is The Night”、ファンタジアの “I Believe”、キャリー・アンダーウッドの “Inside Your Heaven” と3年連続で初登場1位が続いていただけに、一部の熱狂的なファンの後押し(複数枚買い)もあって見事に記録継続となりましたが、8週間後には100位圏外に消え、1位獲得曲としては当時最短のチャート滞在となる記録も作っています。

ちなみに、翌年のアメリカン・アイドル優勝者ジョーダン・スパークスの “This Is My Now” は初登場15位(最高位も15位)という結果に終わっています。

【リンク】
当時(2006/07/01)のチャート

【和訳】
[Verse 1]
I’ve never been
The one to raise my hand
That was not me
And now that’s who I am
Because of you
I am standing tall

僕は自分から手を挙げるような人じゃなかった
そんなタイプじゃなかった
でもそれが今の僕
君のおかげで
背筋を伸ばして立っている

[Verse 2]
My heart is full
Of endless gratitude
You were the one
The one to guide me through
Now I can see
And I believe
It’s only just beginning

僕の心は
限りない感謝の気持ちで満ちている
君は僕を導いてくれた
今の僕にはわかる
そして信じている
まだ始まりに過ぎない

[Hook]
This is what we dream about
But the only question with me now
Is do I make you proud
Stronger than I’ve ever been now
Never been afraid of standing out
But do I make you proud?

これが僕たちの夢
でも今僕に問われているのは
君に誇らしいと思ってもらえるかどうか
今までの僕より強く
目立つことを怖れない
でも君に誇らしく思ってもらえるだろうか?

[Verse 3]
I guess I’ve learned
To question is to grow
That you still have faith
Is all I need to know
I’ve learned to love
Myself in spite of me
And I’ve learned to
Walk on the road that I believe

僕は学んだ
疑問を持つことは成長すること
あなたはまだ信念を持っている
それが僕が知るべきすべて
愛することを学んだ
自分自身を、であるにも関わらず
そして信じる道を歩むことを学んだ

[Bridge]
Everybody needs to rise up
Everybody needs to be loved
To be loved

誰もが立ち上がる必要がある
誰もが愛される必要がある
愛されるために

[Hook] ×2

[Outro]
This is what we dream about
But the only question with me now
Is do I make you, do I make you proud

これが僕たちの夢
でも今僕に問われているのは
君に誇らしいと思ってもらえるかどうか
君に誇らしいと思ってもらえるだろうか

 
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