2002年の今日(2月23日)、1位を獲得した Ja Rule(ジャ・ルール) feat. Ashanti(アシャンティ)の “Always On Time” について解説しました。
神の言葉を悪用した(?)浮気の言い訳ソングで、ジャ・ルールのダミ声ラップとアシャンティの澄んだ歌声のコントラストが印象的なヒップ・ホップとR&Bの融合。
もともとブランディをフィーチャーする予定だったというこの曲は、フックでは
ベイビー、あなたの電話にいつも出られる訳じゃないけど
でも、私はいつも(あなたと共に)いるわ
と歌われていますが、これは恐らく「神はあなたが求めるときに来てくれないかもしれない。だが、神はいつも(あなたと共に)いる」という言葉をアレンジしたもので、(アシャンティが歌っているものの)浮気した男の言い訳のセリフだと思います。
ヴァース1では、
聞いてくれよ、昨晩の女は
誰もマネできないように俺のアレをスウィングさせるんだ
わっかってる、説明しなきゃいけないことが山ほどあることは
でも恋愛には痛みが付きものだろ
だから、文句言うのはやめて接見禁止命令を解いてくれよ
俺たちのセックス・ライフはゲームだろ
だから何とか(接見禁止を)取り下げてくれよ
だってもう待てないんだ
もう3時15分過ぎだぜ
(今晩も別の)女がもの欲しそうな目で俺を見てるんだ
とラップされており、要は「俺が浮気することは承知の上だろ?」、「最中は電話に出られないけど、俺はいつもお前と共にいる」という「スーパー開き直り」の曲だと思います。