1989年の今日(2月4日)、1位を獲得した Sheriff(シェリフ)の “When I’m With You” を解説・和訳しました。
バンドのメンバーがバレンタインデーのプレゼントとして恋人のために書いた曲で、エネルギッシュなサウンドとメロディアスなヴォーカルが印象的なソフト・ロック。
1983年のリリース時は最高位61位止まりだったことに失望したこともあって翌年には解散してしまったシェリフのこの曲ですが、ラジオ局に「長い間忘れられた曲」のセカンド・チャンスとして取り上げられたことがきっかけでバンド解散から5年後、しかもMTV全盛時代にプロモーション・ビデオなしで1位を獲得するという異例のヒットとなっています。
ちなみに、この曲が1位を獲得したときはデリバリーのバイトをしていたというリードシンガーのフレディ・カーチとギタリストのスティーブ・デマーチは二人でエイリアスを結成し、”More Than Words Can Say”(1990年、最高位2位)のヒット曲を輩出しています。
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当時(1989/02/04)のチャート
【和訳】
[Verse 1]
I never needed love
Like I need you
And I never lived for nobody
But I live for you
愛は必要なかったんだ
君を必要としているほどには
誰かのために生きたことはない
でも君のために生きる
[Post-Verse]
Oooh, babe
Lost in love is what
I feel when I’m with you
ウー、ベイビー
夢中になってしまうんだ
君と一緒に居ると
[Verse 2]
Maybe it’s the way you touch me
With the warmth of a sun
Maybe it’s the way you smile
I come all undone
君が僕に触れてくれているせいか
太陽のように暖かい
君が微笑んでいるせいか
自分を忘れてしまう
[Post-Verse]
[Hook]
Baby, ooh, I get chills
When I’m with you, oh
Oh, baby, my world stands still
When I’m with you
When I’m with you
ベイビー、ウー、僕は身震いしてしまう
君と一緒に居ると
オー、ベイビー、僕の世界は止まってしまう
君と一緒に居ると
君と一緒に居ると
[Verse 3]
I never cared for nobody
Like I care for you
And I never wanted
To share the things I want to share with you
誰も気にかけなかった
君を気にかけたほどには
決して何かを共有することはなかったけど
君とは分かち合いたい
[Post-Verse]
[Hook] ×2