1994年の今日(3月12日)、1位を獲得した Ace Of Base(エース・オブ・ベイス)の “The Sign” について解説しました。
恋の(始まりではなく)終わりの「予兆」について歌った曲で、レゲエとテクノの要素を取り入れたユーロ・ディスコ・ポップ。
ゆったりとしたドラム・マシーンのビート、レゲエ風のギターのリフ、テクノっぽいリズム、そしてセリフを織り交ぜた軽快なフック、これらを特徴としたサウンドで自分たちのイメージを確立したエース・オブ・ベイスのこの曲は、アメリカだけで100万枚以上のセールスを記録、ラジオのポップ・ソングチャートでは14週1位という新記録(当時)を樹立するなどしてこの年の年間チャートで1位を獲得、彼らの代表曲となっています。
フックでは、
サイン(兆候)を見たの
それが私の目を開かせてくれた
サイン(兆候)を見たのよ
人生は過酷 理解は不要
サイン(兆候)を見たの
それが私の目を開かせてくれた
だれも自分がいるべき光の当たるところに
引っ張り上げてはくれない
(セリフ)ところで、自分がいるべきところってどこ?
と歌われていますが、恋人に自分を引き上げてもらうことを期待すべきではない、自分が成りたい自分をしっかり持とう、というメッセージこそが「サイン」の正体なのかもしれません。
コメント
洋楽好きになった曲。私の中で、エイス・オブ・ベイスは特別な存在。今も大好きで、もっと曲出して欲しかったなと思っています。
当時は、同じスウェーデン出身、男女4人のグループ構成のアバを超えるような存在になるのかなと思っていましたが…
確か、お姉さんのほうがカメラ恐怖症で病んじゃったんですよね。