【解説・和訳】The Boys Of Summer / ドン・ヘンリー

 
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夏も終わりが近づくと思い出す曲、元イーグルスのドラマー、Don Henley(ドン・ヘンリー)の “The Boys Of Summer” を和訳しました。

この曲は、ひと夏の恋が終わった男がその恋を引きずりつつも前に進もうとしている様が表現されています。

切なさの中にも男の哀愁やカッコよさを秘めた、1984年グラミー賞でベスト・ロック・ボーカルに選ばれた名曲です。

【リンク】
ドン・ヘンリーのヒット曲

【和訳】
通りには誰もいなくなり
ビーチにも人影がなくなった
漂う風で感じるんだ
夏はもう過ぎ去ったってことを

誰もいない湖、誰もいないストリート
太陽はそっと沈んでいく
君の家の側をドライブしてるんだ
君がいないことはわかっているけど

でも俺の目には焼き付いてるんだ
日差しに光る君の小麦色の素肌
サングラス姿で髪をかき上げる君
はっきり言える、君への愛が確かだってことを
夏の男たちが姿を消した後でも

あの夜のことは決して忘れない
あれは夢だったのか?
君がどれだけ俺を夢中にさせたか、覚えているかい?
俺がどれだけ君を叫ばせたか、覚えてる?

今はさっぱりわからない
二人の愛がどうなってしまったのか
でも俺は君を取り戻すんだ
俺がどういう男なのか、はっきり示すのさ

目に浮かぶんだ
日差しに光る君の小麦色の素肌
ゆっくり歩いてみんなに笑顔を振りまいている君
はっきり言える、君への愛が確かだってことを
夏の男たちが姿を消した後でも

今日、道の外れで見たんだ
「DEADHEAD」というステッカーが貼られたキャデラック
(注:おそらく、車の持ち主が変わっていたという意味)
俺の頭の中で聞こえる小さな声が言うんだ
「振り向くんじゃない、絶対に振り向くな」って

愛がどんなものかってわかっていたんだけど
だけど、いったい何をわかっていたんだろう
あの日々は戻らない 永遠に
どうしようもない だけど

目に浮かぶんだ
日差しに光る君の小麦色の素肌
オープンカーの屋根を戻して ラジオを付けて
はっきり言える、君への愛が確かだってことを
夏の男たちが姿を消した後でも

目に浮かぶんだ
日差しに光る君の小麦色の素肌
ウェイファーラー(注:サングラス)をかけて 髪をなびかせる君
はっきり言える、君への愛が確かだってことを
夏の男たちが姿を消した後でも

 
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