1988年の今日(9月10日)、1位を獲得した Guns N’ Roses(ガンズ・アンド・ローゼズ)の “Sweet Child O’ Mine” を解説・和訳しました。
愛する人への情熱と葛藤が織り交ざった曲で、メロディアスなギターのリフと情熱的な高音のヴォーカルが特徴的なハード・ロック(グラム・メタル)。
スラッシュによるメロディアスで力強いギターのリフから始まるこの曲は、ギターソロの部分も含めて大きなインパクトを放っていますが、一方でアクセル・ローズによる独特の音域と情熱的なヴォーカルや、アクセルが当時付き合っていたエヴァリー・ブラザーズのドン・エヴァリーの娘であるエリン・エヴァリーに向けた歌詞もロックバンドのそれとしては非常に繊細で見逃せない特徴の一つとなっています。
歌詞的にはアウトロ部分で繰り返されている “Where do we go?”(俺たちどこへ行こう?)というフレーズがポイントで、幸せな状態である一方で関係には課題や困難も存在することを示唆しており、葛藤と不安が見え隠れしています。
総じて、魅力的なのギターリフ、情熱的なヴォーカル、感情的な歌詞、堅実なリズムセクションが組み合わさった非の打ち所がない名曲と言えるのではないかと思います。
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当時(1988/09/10)のチャート
ガンズ・アンド・ローゼズの全ヒット曲
【和訳】
[Verse 1]
She’s got a smile that it seems to me
Reminds me of childhood memories
Where everything was as fresh as the bright blue sky
Now and then, when I see her face
She takes me away to that special place
And if I stared too long
I’d probably break down and cry
彼女の笑顔を見ていると
子供の頃の記憶が蘇る
すべてが青空のように鮮やかだった
時々彼女の顔を見ていると
特別な所に連れて行ってくれる
見つめていたら 泣き出してしまうよ
[Hook]
Woah-woah-woah
Sweet child of mine
Woah, oh-oh-oh
Sweet love of mine
子供のように愛しい
俺の愛する人よ
[Verse 2]
She’s got eyes of the bluest skies
As if they thought of rain
I’d hate to look into those eyes
And see an ounce of pain
Her hair reminds me of a warm, safe place
Where as a child, I’d hide
And pray for the thunder
And the rain to quietly pass me by
青い空のような瞳
雨を想うかのように
瞳に苦しみが見えて欲しくない
彼女の髪に安らぎを感じる
子供の頃に隠れ
雷雨が通り過ぎるのを祈った
[Hook] ×2
[Guitar Solo]
[Outro]
Where do we go?
Where do we go now?
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俺たちどこへ行こう?
これからどこへ行こう?
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