【解説】 She Ain’t Worth It / グレン・メデイロス

 
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1990年の今日(7月21日)、1位を獲得した Glenn Medeiros(グレン・メデイロス) feat. Bobby Brown(ボビー・ブラウン)の “She Ain’t Worth It” について解説しました。

彼女には(付き合う)価値がないというキスオフ(用無し)アンセムで、ブリージーなヴォーカルが印象的なニュー・ジャック・スウィング。

この3年前に “Nothing’s Gonna Change My Love For You”(1987年、最高位12位)を中ヒットさせ、「二発屋」と呼ばれているグレン・メデイロスのこの曲は、

彼女には価値がない
そのガールには価値がない
僕を信じて
分かってる、分かってる
僕は君よりマシだって

というフック部分の「”better than…” の4回繰り返しがうざい」、「コンセプトがない」、「前に『君への僕の愛は変わらない』と歌っていたヤツが歌う曲ではない」、「ボビー・ブラウンとの組み合わせはアイスクリームとケチャップ」、そして「この曲こそ価値がない」など、多くの酷評をよそに2週1位を獲得する大ヒットとなっています。

ある意味、最も多くの(秀逸な?)酷評を受けた貴重なナンバーワン・ヒットと言えるかもしれません。

【リンク】
当時(1990/07/21)のチャート
グレン・メデイロスのヒット曲
ボビー・ブラウンのヒット曲

 
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