【解説】Love Somebody / リック・スプリングフィールド

 
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1984年の今日(5月5日)、最高位5位を記録した Rick Springfield(リック・スプリングフィールド)の “Love Somebody” について解説しました。

「まともなヤツを愛しなよ」という忠告ソングの体裁をとっている失恋ソングで、ハード・ロックの体裁をとっているパワー・ポップ。

ソングライターはリック自身で、

君を愛するのは 僕には大変だった
扱いが難しい妹みたいで
君は間違った場所で正しい男(Mr. Right)を探していたのさ
 :
完璧な男のイメージを思い描いていたんだろうけど
君は扱いが難しい妹そのもの
結局 一夜限りの男(Mr. Tonight)と妥協するんだ
時間切れでね
 :
まともなヤツを愛しなよ
もう遅いけど
まともなヤツを愛しなよ
待ってちゃダメさ
 :
まともなヤツを愛しなよ
誘惑されちゃダメだ
まともなヤツなら君を遠ざけてくれる
ワンナイト(の恋愛)から

と歌われていますが、自分が「まともなヤツ」ではなく遊びだったこと、そして彼女が思いのほか良い娘だったために身を引いたことを暗示しており、「忠告」の陰に「ちょっとした反省」も垣間見えるなかなか気の利いた歌詞になっていると思います。

【リンク】
当時(1984/05/05)のチャート
リック・スプリングフィールドのヒット曲

 
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