1985年の今日(2月2日)、1位を獲得した Foreigner(フォリナー) の “I Want To Know What Love Is” について解説しました。
ルー・グラムのソウルフルなヴォーカルと聖歌隊のバックコーラスが醸し出す壮大で幻想的な雰囲気のパワー・バラード。
ソングライターはミック・ジョーンズ(バンドのリーダー)で、「人妻の略奪」という彼の実体験がもとになって書かれています。
少し時間が必要なんだ
もう一度よく考えるために
(これからの人生を)深読みして
後で後悔しないように
という冒頭の歌詞は不倫に苦悩している様子、そして
愛とは何なのか知りたいんだ
君に教えて欲しいんだ
愛を感じてみたいんだ
君ならそれが出来るんだ
というサビの部分は、ようやく愛というものに目覚めた男の心の叫びのような気がします。
ちなみに、この曲はマライア・キャリーにカヴァーされていることでも有名です。