1986年の今日(11月22日)、1位を獲得した Human League(ヒューマン・リーグ)の “Human” について解説しました。
元恋人同士の痴話喧嘩とその感情の移り変わりを見事に表現し、昨年の年間No.1になったゴティエの “Somebody That I Used To Know” を初めて聴いたとき、同種の曲として思い浮かんだのがヒューマン・リーグのこの曲です。
『君を傷つけるつもりなんてなかったんだ』
『ただ、僕を抱きしめてくれる誰かが必要だったんだ』
『僕も人間だから…間違いを犯すのが人間だよね』
と、ちょっと開き直った謝り方をする彼に対し、
『あなたを許すわ。』
『私もあなたに許してほしいの。』
『あなたがいないとき、私も人間だったから。』
と返す彼女。
この「オチ」をブリッジ部分にもってきてセリフにしている点が特に秀逸で、最後のサビを引き立てています。
ちなみに、この曲のソングライターはジミー・ジャム&テリー・ルイス。
彼らはジャネット・ジャクソンの10曲のナンバーワン・ヒットのうち “Black Cat” を除く9曲、アッシャーの “U Remind Me”、マライア・キャリーの “Thank God I Found You” などの大ヒット曲も手掛けています。
コメント
そんなに前から活動していて、いまだジャネットをプロデュースしていると考えると、
ほんとにすごいですね
個人的にはマックス・マーチンより上じゃないかと思っています。
ジャム&ルイスはほかにもBoyz Ⅱ MenやTLCもプロデュースしていてすごいと思います。
彼らの曲はやっぱり好きですね。
ジャム&ルイスはプリンスの前座をやってたザ・タイムの頃から光るものがありましたよね。