1988年の今日(11月19日)、1位を獲得した Bon Jovi(ボン・ジョヴィ)の “Bad Medicine” について解説しました。
スタッカート(※音と音を切り離した状態にすること)で一定のリズムを奏でるデヴィッド・ブライアンの特徴的なキーボード・プレイでスタートし、ジョン・ボン・ジョヴィの早口で息も継がないヴォーカル、そしてブリッジ部分のリッチー・サンボラによるもっと聴きたいギターソロ、全てがこの曲のハイライトで聴き所満載の名曲です。
タイトルが「悪薬」というだけあって歌詞はメディカル用語が満載ですが、要は「恋の病」にかかった主人公が『君の愛は悪い薬みたいだ』、『俺にはその悪い薬こそが必要なんだ』と訴える内容になっています。
ちなみに、エンディングのこれで終わりというところで、息切れしたジョンが “I’m not done…one more time, with feeling.”(まだだ、もう一回。フィーリングで。)と言ってコーラスをもう一度リピートするところもこの曲のちょっとしたハイライトかもしれません。
【リンク】
当時(1988/11/19付)のチャート
ボン・ジョヴィの全ヒット曲