ビルボード Hot 100(2021/05/08付) トップ10解説

 
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2021/05/08付 ビルボード Hot 100 トップ10解説

1位右上矢印 (先週6位、最高位1位)
The Weeknd(ザ・ウィークエンド) & Ariana Grande(アリアナ・グランデ) – Save Your Tears
ザ・ウィークエンド、アリアナ・グランデ共に6曲目の1位。
(今週から正式に名前がクレジットされた)アリアナをフィーチャーしたリミックス版のリリース効果でセールスを制して5ランクアップ。この曲の共同ソングライター兼プロデューサーのマックス・マーティンにとっては、ソングライターとしては24曲目、プロデューサーとしては22曲目のナンバーワン・ヒットとなっています。
The Weeknd(ザ・ウィークエンド) – ヒット曲ベスト20
マックス・マーティン – 1位獲得曲ベスト20+α(更新)


2位右矢印 (先週2位、最高位1位)
Silk Sonic(シルク・ソニック) (Bruno Mars(ブルーノ・マーズ) & Anderson .Paak(アンダーソン・パーク)) – Leave The Door Open
今週もラジオを制して2位をキープ。
「ビルボード全米TOP40」(テレビ神奈川で37年続いているビルボードチャートの紹介番組)では「それがどうした情報」としてタイトルに “Door” が付く曲としては初めて1位を獲得した曲と紹介されたこの曲、ちなみにタイトルに “Door” が付く曲の今までの最高位はクリーデンス・クリアウォーター・リバイバルの “Lookin’ Out My Back Door”(1970年、最高位2位)で、トップ10ヒットとしてはビルボード史上7曲目となっています。
Bruno Mars(ブルーノ・マーズ) – ヒット曲ベスト20


3位右矢印 (先週3位、最高位1位)
Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) feat. Daniel Caesar(ダニエル・シーザー) & Giveon(ギヴォン) – Peaches
今週もラジオの伸び率1位でトップ3をキープ。
『ジョージアで桃を仕入れた』という歌詞が印象的なこの曲、ペアレントアルバムは「正義」という意味の “Justice”、正義と言えばキング牧師、キング牧師と言えばジョージア(出身)、ジョージアと言えば桃、ということが何か関係している歌詞なのかもしれません。ちなみにジャスティンのシンガーとしてのキャリアは13歳の頃、ジョージアで始まっています。
Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – ヒット曲ベスト20


4位右下矢印 (先週1位、最高位1位)
Polo G(ポロG) – RAPSTAR
今週もストリーミングは制したものの3ランクダウンで1位から陥落。
チャートポイントに占めるストリーミングの割合が95%となっており急落の可能性もありそうなこの曲、来週のトップ10キープは確実ですが、もし再来週トップ10から陥落となるとクレイ・エイケンの “This Is The Night”(2003年、2週1位、トップ10滞在4週)と並び複数週1位を獲得した曲としてはトップ10滞在最短記録となります。


5位右矢印 (先週5位、最高位5位)
Dua Lipa(デュア・リパ) feat. DaBaby(ダベイビー) – Levitating
変わらずトップ5をキープ。
チャートイン30週目にして週間チャートポイントの最高値を更新しているこの曲、(今のところ)最高位が5位以下の曲としてはビルボード史上7曲目となるトップ10滞在17週(以上)となっています。ちなみに、この記録を初めて達成したのはマッチボックス・トゥエンティの “Unwell”(2003年、最高位5位、トップ10滞在17週)。


6位右上矢印 (先週8位、最高位6位)
Doja Cat(ドジャ・キャット) feat. SZA(シザ) – Kiss Me More
2ランクアップで最高位更新。
チャートポイントはセールス、ストリーミング、ラジオがすべてアップして先週比約15%増となったこの曲、タイトルに “Kiss” が付く曲としてはピンクの “Blow Me (One Last Kiss)”(2012年、最高位5位)以来(16曲目)となるトップ5入りの可能性は十分にあると思われます。


7位右下矢印 (先週4位、最高位1位)
Lil Nas X(リル・ナズ・X) – MONTERO (Call Me By Your Name)
3ランクダウンでトップ5から陥落。
ゲイでクリスチャンで黒人であることで悩みの多かった14歳の自分に向けられているというこの曲、今週もチャートポイントはやや大きめの7%減となっており、今までリル・ナズ・Xの自己2番目のヒットとなっていた “Panini”(2019年、最高位5位)のトップ10滞在週(9週)は超えられないかもしれません。


8位右下矢印 (先週7位、最高位7位)
Masked Wolf(マスクド・ウルフ) – Astronaut In The Ocean
ワンランクダウン。
マスクド・ウルフにとっては初のトップ10ヒットとなったこの曲、トップ10内の順位をもとにスコア化した今年(2021年)の一発ヒットランキングではAJRの “Bang!”(最高位8位、トップ10滞在4週)を抜いて暫定1位となっています。


9位右矢印 (先週9位、最高位1位)
Cardi B(カーディ・B) – Up
9位変わらず。
今年度のチャートポイントの合計(=現時点での2021年の年間チャート)では今のところ14位に上昇していると思われます。
Cardi B(カーディ・B) – ヒット曲ベスト20


10位右矢印 (先週10位、最高位1位)
Olivia Rodrigo(オリヴィア・ロドリゴ) – drivers license
こちらも変わらず。
トップ10滞在はこれで16週目。これは8週以上1位を獲得した曲としては全77曲中52位でまだ比較的短いのですが、来週のトップ10キープは(&復帰も)難しいと思われます。

現時点での来週(2021/05/15付)のトップ10予想
1位 (=) Save Your Tears
2位 (=) Leave The Door Open
3位 (=) Peaches
4位 (+1) Levitating
5位 (-1) RAPSTAR
6位 (=) Kiss Me More
7位 (=) MONTERO (Call Me By Your Name)
8位 (=) Astronaut In The Ocean
9位 (NEW) Without You / ザ・キッド・ラロイ
10位(NEW) Your Power / ビリー・アイリッシュ

以上、最新のトップ10紹介でした。

 
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