ビルボード Hot 100(2018/05/26付) トップ10解説

 
ビッグバナー広告
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0

2018/05/26付 ビルボード Hot 100 トップ10解説



1位右矢印 (先週1位、最高位1位)
Childish Gambino(チャイルディッシュ・ガンビーノ) – This Is America
セールス、ストリーミングの2冠で2週目の1位。
田舎のみすぼらしい黒人を戯画化したキャラクターで、1964年まで実在した法律「ジム・クロウ法」(別名、黒人取締法)の由来にもなったジム・クロウ風のコミカルな動きで背後から男の頭をピストルで撃ち、また2015年に発生したチャールストン教会での黒人9人が射殺された事件をモチーフにしているようなシーンが衝撃的なこの曲のビデオ、この1週間だけで約5,700万回再生されており(YouTubeにアップされている全てのビデオの中でダントツ1位)、ストリーミング好調の主因になっています。


2位右矢印 (先週2位、最高位1位)
Drake(ドレイク) – Nice For What
2位変わらず。
マイケル・ジャクソンのアルバム “Off The Wall” や “Thriller” などのプロデュースで有名なクインシー・ジョーンズの娘で女優のラシダ・ジョーンズ、そしてマイケル・ジャクソンと何かと噂が絶えなかったダイアナ・ロスの娘で女優のトレーシー・エリス・ロスらが出演しているこの曲のビデオ、監督は “God’s Plan” のビデオも手掛けている22歳の女性ディレクター、カリーナ・エバンスで、某音楽誌では「曲に命を与えている」と絶賛されています。
Drake(ドレイク) – ヒット曲ベスト20(更新)


3位右矢印 (先週3位、最高位1位)
Drake(ドレイク) – God’s Plan
今週もトップ3をキープ。
これでトップ3の滞在週が17週となり、メーガン・トレイナーの “All About That Bass”、ポスト・マローンの “rockstar”、エド・シーランの “Perfect” と並び8位タイとなったこの曲、HOT100(10位以内)の順位をもとにスコア化したオールタイム・チャートでは59位から49位に上昇しています。
【解説・和訳】God’s Plan / Drake(ドレイク)


4位右矢印 (先週4位、最高位2位)
Post Malone(ポスト・マローン) feat. Ty Dolla $ign(タイ・ダラー・サイン) – Psycho
こちらも変わらず。
ポスト・マローン、タイ・ダラー・サインとともにソングライターとしてクレジットされているレコード・プロデューサーで、ポスト・マローンとは親友でもあるというルイス・ベル、この曲の特徴とも言えるスローなビートは彼が手がけたものだそうです。

※先週に続き上位4曲はすべてラップ・ソング。これは2009/02/28のチャート以来だそうです。


5位右矢印 (先週5位、最高位2位)
Bebe Rexha(ビービー・レクサ) & Florida Georgia Line(フロリダ・ジョージア・ライン) – Meant To Be
変わらずトップ5をキープ。
銃規制強化を求める抗議活動に積極的なビービー・レクサ、この曲では「なるようになる」と歌っていますが、5/20(日)に開催された Billboard Music Awards(以下、BBMAs) ではショーン・メンデスとカリッドのコラボ曲 “Youth” の紹介の際に改めて銃規制に言及し、「なんとかしなくてはならない」と力強く訴えています。


6位右矢印 (先週6位、最高位5位)
Zedd(ゼッド), Maren Morris(マレン・モリス) & Grey(グレイ) – The Middle
今週もラジオは制したものの6位変わらず。
BBMAsではゼッド、マレン・モリス、グレイが揃ってパフォーマンスしたこの曲、ビルボードはマレン・モリスのヴォーカルを評価しつつも、この日のパフォーマンスのランキングでは全14パフォーマンス中9位としています。


7位右上矢印 (先週10位、最高位3位)
Ariana Grande(アリアナ・グランデ) – No Tears Left To Cry
3ランクアップ。
YouTubeにアップされている全てのビデオの中で、この1週間での再生回数が “This Is America” に次いで2位となっているこの曲、そのビデオのラストではマンチェスターでの爆破テロの被害者の象徴となっているミツバチが飛び去って行くシーンが描かれています。


8位右下矢印 (先週7位、最高位5位)
BlocBoy JB(ブロックボーイ・JB) feat. Drake(ドレイク) – Look Alive
ワンランクダウン。
これでトップ10滞在は13週。最高位5位以下でこの記録はマルーン5 ft. ケンドリック・ラマーの “Don’t Wanna Know”(2017年、最高位6位、トップ10滞在14週)以来、ビルボード史上28曲目となっています。


9位右下矢印 (先週8位、最高位6位)
Camila Cabello(カミラ・カベロ) – Never Be The Same
こちらもワンランクダウン。
この曲では「決して同じではない(あの頃には戻らない)」というタイトル・フレーズを印象的に歌っているカミラ・カベロ、BBMAsではフィフス・ハーモニーのノーマニ・コーディと再会しています。


10位右下矢印 (先週12位、最高位1位)
Ed Sheeran(エド・シーラン) – Perfect
ワンランクダウンながら今週もトップ10をキープ。
トップ10滞在週はこれで27週となり、チャビー・チェッカーの “The Twist”、サヴェージ・ガーデンの “Truly Madly Deeply” を抜いてビルボード史上単独7位となっています。

トップ10圏外ではエラ・マイの “Boo’d Up” が17位→11位、ケーン・ブラウンの “Heaven” が20位→15位、マシュメロ ft. アン・マリーの “Friends” が21位→16位、ショーン・メンデスの “In My Blood” が27位→20位などとなっています。

以上、最新のトップ10紹介でした。

 
  • このエントリーをはてなブックマークに追加