ビルボード Hot 100(2018/05/12付) トップ10解説

 
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2018/05/12付 ビルボード Hot 100 トップ10解説



1位右矢印 (先週1位、最高位1位)
Drake(ドレイク) – Nice For What
今週もストリーミングを制して4週目の1位。
フィーチャーという形にはなっていないもののローリン・ヒルの “Ex-Factor” がヴォーカルごとサンプリングされているこの曲、ビデオでは女優、水泳、ダンス、モデル、乗馬などで活躍しているたくさんの女性がフィーチャーされています。
Drake(ドレイク) – ヒット曲ベスト20(更新)


2位右上矢印 (先週5位、最高位2位)
Post Malone(ポスト・マローン) feat. Ty Dolla $ign(タイ・ダラー・サイン) – Psycho
9週間ぶりに最高位復帰。
1日のストリーミング数の記録を更新し、アルバムチャートで初登場1位となった “Beerbongs & Bentleys” のリリース効果で再上昇。Spotifyでは今週、再生回数の上位20曲のうち同アルバムに収録されている曲が16曲(上位10曲では7位以外の9曲)。その中でもこの曲は “Better Now” に次いで2番目に多くストリーミングされていますが、恐らく今週がピークだと思われます。


3位右下矢印 (先週2位、最高位1位)
Drake(ドレイク) – God’s Plan
ワンランクダウン。
トップ10はこれで15週目。HOT100(10位以内)の順位をもとにスコア化したオールタイム・チャートではフェイス・ヒルの “Breathe” など3曲と並び82位まで上昇、トップ100入りしています。
【解説・和訳】God’s Plan / Drake(ドレイク)


4位右矢印 (先週4位、最高位2位)
Bebe Rexha(ビービー・レクサ) & Florida Georgia Line(フロリダ・ジョージア・ライン) – Meant To Be
今週もラジオを制して4位をキープ。
この曲はリトル・ビッグ・タウン(以下、LBT)とのコラボだと勘違いしていたというビービー・レクサ。彼女はLBTのこともフロリダ・ジョージア・ライン(以下、FGL)のこともよく知らなかったらしく、スタジオ入りしたときに一人だけ居た(FGLの)タイラー・ハバードに『「他のメンバーはどこ?」と聞いて大笑いされてしまった』と明かしています。(LBTのメンバーは4人、FGLはデュオで2人)


5位右上矢印 (先週7位、最高位5位)
Zedd(ゼッド), Maren Morris(マレン・モリス) & Grey(グレイ) – The Middle
再上昇でトップ5復帰。
ケンカしたカップルが折り合いがつくポイント(The Middle:中間点)を探しているこの曲、奇しくも2002年のヒット、ジミー・イート・ワールドの同名異曲と同じ「中間点(5位)」が最高位となっています。(今のところ)

6位アップ (先週13位、最高位6位)
Camila Cabello(カミラ・カベロ) – Never Be The Same
カミラ・カベロは3曲目のトップ10。
ケーン・ブラウンとのコラボによるリミックス版のリリース効果でセールスを制して急上昇。病みつきになる恋愛がテーマになっているダンス・ポップで、プリフックでは『まるでニコチン、ヘロイン、モルヒネみたいに、突然あなたが欲しくておかしくなる』と歌われています。


7位アップ (先週-位、最高位7位)
Post Malone(ポスト・マローン) – Better Now
ポスト・マローンは4曲目のトップ10。
ペアレント・アルバム “Beerbongs & Bentleys” のリリース効果で初登場でトップ10入り。「俺はもうそばにいないけど、きっと今は(昔より)よくなっているよね」と元カノを追憶する曲。


8位アップ (先週32位、最高位1位)
Post Malone(ポスト・マローン) feat. 21 Savage(21サヴェージ) – rockstar
9週ぶりにトップ10復帰。
こちらもペアレント・アルバムのリリース効果で急上昇。これでトップ10滞在週はビルボード史上17曲目となる25週となっています。また、ポスト・マローンはトップ10に同時に3曲以上をランクインさせた18組目のアーティストとなっています。


9位右矢印 (先週9位、最高位5位)
BlocBoy JB(ブロックボーイ・JB) feat. Drake(ドレイク) – Look Alive
変わらず。
実質的にドレイクがメイン・アクトとなっているこの曲が今週もトップ10をキープしたことにより、ドレイクはこれで4週連続でトップ10に3曲が同時ランクイン。また、通算のトップ10滞在週は170週となり、エルトン・ジョン、ネリーを抜いて14位となっています。ちなみにトップ10滞在週1位はリアーナの360週。


10位右下矢印 (先週3位、最高位3位)
Ariana Grande(アリアナ・グランデ) – No Tears Left To Cry
7ランクダウンながらトップ10はキープ。
ノミネートはされていないものの、5月20日(日)に開催される Billboard Music Awards(BBMAs)ではオープニング・アクトを務めることになっているアリアナ・グランデ。先週は米人気トーク番組「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン」に出演し、この曲をテレビ初披露しています。

以上、最新のトップ10紹介でした。

 
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