ビルボード Hot 100(2018/06/02付) トップ10解説

 
ビッグバナー広告
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0

2018/06/02付 ビルボード Hot 100 トップ10解説



1位右上矢印 (先週2位、最高位1位)
Drake(ドレイク) – Nice For What
返り咲きで5週目の1位。
セールスは3位→10位、ストリーミングは2位→3位、ラジオは6位→7位と主要3チャートで全てダウンながら1位復帰。かなり低いレベルでの1位となっています。ちなみに、1位復帰は今年初(毎年2、3曲程度)で、エド・シーランの “Shape Of You” 以来、約1年4か月ぶり。また、1年以上1位復帰の曲が出なかったのは11年ぶり。


2位右下矢印 (先週1位、最高位1位)
Childish Gambino(チャイルディッシュ・ガンビーノ) – This Is America
ストリーミングは1位キープも3週目の1位ならず。
「銃社会」がテーマになっているこの曲、ビデオでは振り付けに “Shoot” というダンスが取り入れられており、そのダンスを広めたとされるブロックボーイ・JBがバック・ヴォーカルにも参加していますが、彼はこのことについて(ガンビーノ側から)『「君のヴォーカルが欲しい」と、まるで臓器のドナーを探しているかのような感じで依頼された』と明かしています。


3位右矢印 (先週3位、最高位1位)
Drake(ドレイク) – God’s Plan
変わらずトップ3をキープ。
ドレイクのヒット曲ランキングでは “One Dance” を抜いてついに1位になったこの曲、これでトップ3の滞在週は18週となり、トニー・ブラクストンの “Un-Break My Heart”、マライア・キャリーの “We Belong Together” と並び6位タイとなっています。また、HOT100(10位以内)の順位をもとにスコア化したオールタイム・チャートではファレル・ウィリアムスの “Happy” と並び31位に上昇しています。
【解説・和訳】God’s Plan / Drake(ドレイク)
Drake(ドレイク) – ヒット曲ベスト20(更新)


4位右矢印 (先週4位、最高位2位)
Post Malone(ポスト・マローン) feat. Ty Dolla $ign(タイ・ダラー・サイン) – Psycho
こちらも変わらず。
iTunesではこのタイミングで値下げ。ちなみに今年2月のリリース時にはポスト・マローンの公式ウェブサイトで「サイコな商品」(シャツ)も同時に発売されていますが、こちらは50ドルから値下げされていないようです。


5位右上矢印 (先週6位、最高位5位)
Zedd(ゼッド), Maren Morris(マレン・モリス) & Grey(グレイ) – The Middle
ワンランクアップでトップ5復帰。
先週のBBMAsでのパフォーマンスがTV初披露だったというこの曲、最高位は(今のところ)5位ですが、主要チャートの一つのラジオを含む8つのチャートで1位を獲得しています。


6位アップ (先週49位、最高位6位)
Lil Baby(リル・ベイビー) feat. Drake(ドレイク) – Yes Indeed
リル・ベイビーは初、ドレイクは26曲目のトップ10。
ストリーミングが2位(定額制のオンデマンド配信では1位)と好調で先週の49位からジャンプ・アップ。ドレイクが長年に渡りラップ界のトップに君臨しているということと、贅沢なライフスタイルをラップしている曲。


7位右下矢印 (先週5位、最高位2位)
Bebe Rexha(ビービー・レクサ) & Florida Georgia Line(フロリダ・ジョージア・ライン) – Meant To Be
2ランクダウンでトップ5から陥落。
スーパーで歌う動画が話題となり、11歳でカントリー歌手デビューを果たしたメイソン・ラムジー君も(先週開催されたBillboard Music Awards [以下、BBMAs]でのインタビュー中にビービー・レクサと一緒に)歌ったこの曲、今や代表的なカントリー・ソングの一つになったと言えるかもしれません。

8位アップ (先週11位、最高位8位)
Ella Mai(エラ・マイ) – Boo’d Up
エラ・マイは初のトップ10。
ノスタルジックな雰囲気と、「誰かと恋に堕ちる」という意味の “Boo’d Up” というフレーズが特徴的な曲。エラ・マイは、デビュー曲がトップ10入りしたアーティストとしてはリル・パンプ以来、女性ではカーディ・B以来となっています。


9位右下矢印 (先週7位、最高位3位)
Ariana Grande(アリアナ・グランデ) – No Tears Left To Cry
2ランクダウン。
アリアナ・グランデにとってはカタルシス(自分の苦悩を話して抑圧感情を取り除こうとする精神療法)的な存在になっているこの曲、先週のBBMAsでは前々日に発生したサンタ・フェ高校での銃乱射事件の被害者を意識してか、黒のミニドレスと黒のニー・ハイ・ブーツ、そして髪には黒のリボンという黒ずくめの衣装でパフォーマンスされており、ビルボードはこの日の全14パフォーマンス中2位という評価をしています。(ちなみに1位はジャネット・ジャクソンの “Nasty”、”If”、”Throb” のメドレー)

10位アップ (先週-位、最高位10位)
BTS(防弾少年団) – Fake Love
BTSは初のトップ10。
韓国出身のアーティストとしてはサイ以来のトップ10。「痛みと悲しみとの別れ」がテーマになっているというペアレントアルバム “Love Yourself: Tear”(今週初登場1位)のリリース効果でトップ10デビュー。運命だと思っていた関係が実はウソの愛によるものだったという曲。

アメリカが祝日でいつもより1日遅れでの最新のトップ10紹介でした。

 
  • このエントリーをはてなブックマークに追加