【解説・和訳】Stand Back / スティーヴィー・ニックス

 
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1983年の今日(8月20日)、最高位5位を記録した Stevie Nicks(スティーヴィー・ニックス)の “Stand Back” について解説しました。

歌詞的にはスティーヴィー・ニックスがプリンスのことを歌っていると思われる曲で、楽曲的にはプリンスが演奏しているシンセサイザーが印象的なエレクトロニック・ポップ・ロック。

ソングライターはクレジット上ではスティーヴィー・ニックスひとりで、実質的には彼女とプリンスの共作。(※スティーヴィー本人は『この曲はプリンスのもの』と語っていますが、ロイヤリティは50:50になっています。)

彼女はこの曲について、『私が結婚した当日、ドライブ中にラジオからプリンスの新曲、”Little Red Corvette” が流れてきたの。すぐに車を止めてテープに録音したら、それが私に信じられないアイデアをくれた。(中略)時間をかけて出来たこの曲は私の中で最も重要な曲になった。長年ずっとこの曲をやってるけど、飽きることはない。ステージ上で “Stand Back” はいつも私のお気に入りなの。だって時空を超えたエネルギーを持っているから。』と語っています。

続けて、『私がプリンスに電話してハミングでメロディを聴かせたら1時間もしないうちにスタジオに来てくれた。もう一度聴かせて「嫌い?」って聞いたら「ノー」とだけ答えてシンセサイザーをセットアップして25分間(その後は誰も再現できない)演奏をして去って行った。』というレコーディング時のエピソードも明かしていますが、彼女にとってはそれがプリンスと最初で最後の出会いだったようです。(個人的にはこのエピソードがそのまま歌詞になっているような気がします。)

プリンスが亡くなったことによりステージでの共演は実現しなかったわけですが、スティーヴィーは『これから先、この曲をやるときにはいつもプリンスがきっと私のとなりに居てくれる』とコメントしています。

【リンク】
当時(1983/08/20)のチャート
スティーヴィー・ニックスのヒット曲

【和訳】
(※注:カッコ内は上記エピソードに基づく個人的な解釈です)
[Verse 1]
誰にも見られず 立ち去る私(※プリンスのこと?)
招待はありがたく受けたよ、とばかり
彼にはノー(帰らないで)って言ったの 何度も何度も
彼は私の心を奪って 逃げて行った

誰も知らない 私がどう感じているか
私が言ったことは 深読み(between my lines)しないとわからない
一人の男が私から立ち去った
彼は私の心を奪って 家(※スタジオ?)に連れて行った

[Hook]
下がって 下がって(※プリンスがスタジオで演奏する際に言った言葉?)
私の家(※スタジオ?)の真ん中で
(その後は)あなたからの連絡はなし
でもそれでいいの それでいいの
順番待ちしなくちゃね(standing in a line)
順番待ちしなくちゃね
泣いちゃう

[Verse 2]
私を避けないで、マイ・フレンド
(しなやかに)曲がる柳のように
誰も私の名前を呼ぶ男はいない
誰も来なかった

だから私はあなたから一歩引いたの
あなたが私に関心を示してくれたことは
あなたにできること以上のことだったのかもね
その男は連絡してこなかった
彼は私の愛情を求めた
それだけ

[Hook]

[Bridge]
ラ、ラ、ラララララ…

[Pre-Hook]
だから私はあなたから一歩引いたの
あなたが私に関心を示してくれたことは
あなたにできること以上のことだったのかもね
その男は連絡してこなかった
彼は私の愛情を求めた
それだけ

[Hook]

[outro]
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