【解説】Come On Eileen / デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズ

 
ビッグバナー広告
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0

1983年の今日(4月23日)、1位を獲得した Dexys Midnight Runners(デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズ)の “Come On Eileen” について解説しました。

カトリックの侍者(※じしゃ:仕える者)でありながら性に目覚めた少年の葛藤が描かれている曲で、バイオリンのサウンドと緩急が特徴的なケルティック・フォーク風のニュー・ウェーブ。

イギリスでは1983年のベストセラーになったこの曲のソングライターでバンドのフロントマン、ケヴィン・ローランドによると、アイリーンとは13歳になったときに恋愛感情を持ち、その1~2年後にセクシャルな関係になった幼なじみの女の子だそうで、歌詞は自身の体験がもとになっているようです。

楽曲的には、この年代にしては珍しくシンセサイザーが使用されておらず、代わりにバイオリン、アコーディオン、バンジョー、サックスを使って民族音楽っぽいサウンドに仕上げられています。

フックでは、

カモン、アイリーン
誓うよ
この瞬間は 君がすべてなんだ
そのドレスを着た君
僕の想いを告白するよ
汚れたことを考えてるんだ
オー! カモン、アイリーン

と歌われていますが、恐らく彼女の礼拝用のドレスに(即ち礼拝中に)ムラムラしてしまったということだと思います。

ちなみに、ビデオでアイリーン役として出演しているのは元バナナラマ&元シェイクスピアズ・シスターのシヴォーン・ファーイの妹。

【リンク】
当時(1983/04/23)のチャート
デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズのヒット曲

 
0
  • このエントリーをはてなブックマークに追加