1986年の今日(11月29日)、1位を獲得した Bon Jovi(ボン・ジョヴィ)の “You Give Love A Bad Name” について解説しました。
「禁じられた愛」という邦題がつけられたこの失恋ソングは、ジョン・ボン・ジョヴィが当時付き合っていた女優、ダイアン・レインのことを歌ったものと言われています。
心を撃ち抜いた
君には責任がある
君は愛の名を汚したんだ
とシャウトして始まるこのフレーズがキャッチーで、サビにも使われています。
そして、
君は俺に天国のような毎日を約束しておきながら
地獄に突き落とす
君は弾が込められた拳銃そのもの
逃げ場はないし 誰も俺を救えない
もうダメージを受けちまったんだ
と続く歌詞は、まるで結婚詐欺か強盗にでもあったかのような内容になっており、楽曲的にも歌詞的にもハードロックな曲だと思います。
ちなみに、ボン・ジョヴィの元ツアー・マネージャーだったRich Bozzett著 “Sex, Drugs and Bon Jovi” によると、ジョンがダイアンと別れた原因は、ダイアンがメンバーのリッチー・サンボラと “Too close”(仲良くしすぎ)でジョンが嫉妬したからと記されています。
【リンク】
当時(1986/11/29付)のチャート
ボン・ジョヴィの全ヒット曲
【解説】Bad Medicine / Bon Jovi(ボン・ジョヴィ)