1974年の今日(11月16日)、1位を獲得した John Lennon(ジョン・レノン)の “Whatever Get You Thru The Night” について解説しました。
ジョンにとってビートルズ解散後初となるNo.1ソングで、「真夜中を突っ走れ」という邦題がついている屈託のないダイナミックなロックンロール。
ジョンは『”Imagine” がナンバーワンになり、この曲が39位になるべきだというのが僕の意見だ』と話しており、本人にとってはおふざけの曲だったようですが、発売と同時にチャートを駆け上がっています。(そして駆け下りています。1位の翌週12位というのは当時の記録)
何をして夜を過ごしたっていいんだ
というタイトルにもなっているフレーズは、テレビから流れてきた黒人牧師の言葉をそのまま使ったそうです。また、
花を摘むのに刃物はいらない
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覚醒させるのに銃はいらない
といったジョンらしい歌詞も散りばめられており、本人も『詞はなかなか気に入っている』と語っています。
ちなみに、バックヴォーカルとピアノを担当しているのはこの曲が1位になると予言していたエルトン・ジョン。
【リンク】
当時(1974/11/16)のチャート
ジョン・レノンの全ヒット曲
【解説】#9 Dream / John Lennon(ジョン・レノン)