1986年の今日(5月10日)、1位を獲得した Pet Shop Boys(ペット・ショップ・ボーイズ)の “West End Girls” について解説しました。
タイトルは「歓楽街の女たち」を意味するイギリス発のラップ・ソング。
曲を書いたペット・ショップ・ボーイズのニール・テナントは、ロンドンの二つの街を対比させて『日常から解放されるためにイースト・エンド(堅苦しいビジネス街)の男たちはウエスト・エンドに逃げ出すんだ』と語っています。
時々 君は死んだ方がましだと思ってる
手には銃を持ち その銃口を自分の頭に定めて
という冒頭の歌詞は、T・S・エリオット(イギリスの詩人)の長詩「荒地」からインスパイアされたものだそうです。