【解説・和訳】 Too Good at Goodbyes / サム・スミス

 
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2017年の今日(11月25日)、最高位4位を記録した Sam Smith(サム・スミス)“Too Good at Goodbyes” を解説・和訳しました。

報われない愛が歌われている曲で、ピアノ主導でゴスペル色が強いオーケストラル・ポップ。

ソングライターはノルウェーのプロダクション・デュオ、スターゲートとサム・スミス自身で、そのサム・スミスはこの曲について『ゲイである自分の成長と自信を感じてもらえると思う』と語っており、その言葉どおり悲しい曲なのに力強さが感じられる曲に仕上げられています。

ローリング・ストーン誌では『サム・スミスが不安定な関係から身を引く胸を刺すような曲』と評されており、Vマガジンでは、サムの歌声を「ヴォイス・オブ・フリーダム」と評し、またゲイであることをカミングアウトした自分に向き合う姿勢も素晴らしいと紹介されています。


【和訳】
[Verse 1]
You must think that I’m stupid
きっと愚かなヤツだと思われているんだろう

You must think that I’m a fool
きっとバカなヤツだと思われているんだろう

You must think that I’m new to this
こんな経験をするのは初めてだと

But I have seen this all before
でもこういうことは前にもあった

[Refrain]
I’m never gonna let you close to me
君をそばに近づけるつもりはないんだ

Even though you mean the most to me
たとえ僕にとって誰より大切な存在でも

‘Cause every time I open up, it hurts
心を開くたびに 辛くなるから

So I’m never gonna get too close to you
君に近づき過ぎるつもりはないんだ

Even when I mean the most to you
君にとって一番大切な存在になっても

In case you go and leave me in the dirt
泥まみれで置き去りにされるのが怖いから

[Pre-Hook]
But every time you hurt me, the less that I cry
だけど君に傷つけられるたび だんだん泣かなくなってきた

And every time you leave me, the quicker these tears dry
そして君に置いていかれるたび 涙が乾くのが早くなってきた

And every time you walk out, the less I love you
そして君が出て行くたび 君への愛が冷めてきた

Baby, we don’t stand a chance, it’s sad but it’s true
ベイビー、僕らはうまくいかない 悲しいけれどそれが真実

[Hook]
I’m way too good at goodbyes
僕はさよならに慣れすぎてるんだ

(I’m way too good at goodbyes)
僕はさよならに慣れすぎてるんだ

I’m way too good at goodbyes
僕はさよならに慣れすぎてるんだ

(I’m way too good at goodbyes)
僕はさよならに慣れすぎてるんだ

[Verse 2]
I know you’re thinkin’ I’m heartless
つれないヤツだと思っているよね

I know you’re thinkin’ I’m cold
冷たいヤツだと思っているよね

I’m just protectin’ my innocence
僕はただ純真さを守ろうとしているだけ

I’m just protectin’ my soul
僕はただ自分の魂を守ろうとしているだけ

[Refrain]

[Pre-Hook]

[Hook]

[Bridge]
No No, no, no, no, no
ノー ノー、ノー、ノー、ノー、ノー

(I’m way too good at goodbyes)
僕はさよならに慣れすぎてるんだ

No, no, no, no No, no, no
ノー ノー、ノー、ノー、ノー、ノー

(I’m way too good at goodbyes)
僕はさよならに慣れすぎてるんだ

(No way that you’ll see me cry)
泣き顔を君に見せることはない

Ahhh
(I’m way too good at goodbyes)
僕はさよならに慣れすぎてるんだ

[Outro]
‘Cause every time you hurt me, the less that I cry
だって君に傷つけられるたび だんだん泣かなくなってきたから

And every time you leave me, the quicker these tears dry
そして君に置いて行かれるたび 涙が乾くのが早くなってきた

And every time you walk out, the less I love you
そして君が出ていくたび 君への愛が冷めてきた

Baby, we don’t stand a chance, it’s sad but it’s true
ベイビー、僕らはうまくいかない 悲しいけれどそれが現実

I’m way too good at goodbyes
僕はさよならに慣れすぎてるんだ


【ビルボード Hot 100 トップ10解説より】
2018/01/27付
今週もワンランクダウン。
今週6位の “Thunder” 同様、最高位4位ながら16週目のトップ10。ちなみに、トップ3に入れなかった曲のトップ10最長滞在記録はニッキー・ミナージュの “Starships”(2012年、最高位5位)とアヴィーチーの “Wake Me Up!”(2013年、最高位4位)の21週。

2018/01/20付
こちらもワンランクダウン。
新年のVマガジンの表紙を飾ったサム・スミス、この曲でも再認識させられた彼の素晴らしいヴォーカルは「ヴォイス・オブ・フリーダム」と評され、またゲイであることをカミングアウトした自分に向き合う姿勢も素晴らしいと紹介されています。

2018/01/13付
再上昇でワンランクアップ。
これでトップ10滞在は14週で “I’m Not The Only One” と並び自己2位タイとなったこの曲、ビデオの再生回数がこの1週間で2400万回以上増えており(全ミュージック・ビデオ中6位)好調の下支えになっているようです。

2018/01/06付
8位変わらず。
9月に4つのライブ、10月にイベントに参加した以外は特に目立ったプロモーションが行われていないこの曲、最高位4位ながらトップ10滞在はこれで13週目(最高位4位以下での同記録はビルボード史上65曲目)となっており、ある意味「地力」を発揮している曲と言えるかもしれません。

2018/01/03付
こちらもワンランクダウン。
来年2/21に開催される BRIT Awards(ブリット・アワード:イギリスのグラミー賞と称される音楽授賞式)でパフォーマンスすることが決まったサム・スミス、全英1位を獲得しているこの曲が披露されると思われます。

2017/12/30付
ワンランクダウン。
タイトルに “Goodbye” が付く曲としてはクリス・ブラウンの “Say Goodbye”(2006年、最高位10位)以来のトップ10ヒットとなったこの曲、トップ10滞在週ではボーイズ・II・メンの “It’s So Hard To Say Goodbye To Yesterday”(1991年、最高位2位)と並び最長となる11週となっています。

2017/12/23付
こちらも変わらず。
サム・スミスのカムバック・ソングとなったピアノ主導のこの曲、ローリング・ストーン誌では『サム・スミスが不安定な関係から身を引く胸を刺すような曲』と評されています。

2017/12/16付
再上昇でワンランクアップ。
数多くの「サヨナラ」を経験して慣れ過ぎてしまったというこの曲、いまのところ毎週順位が変わり、4位~10位すべての順位を経験しています。ちなみに1位~10位すべての順位を経験した曲はサヴェージ・ガーデンの “Truly Madly Deeply”、T-ペイン ft. ヤング・ジョックの “Buy U A Drank”、ジェイ・ショーン ft. リル・ウェインの “Down”、そしてジャスティン・ビーバーの “Love Yourself”、以上4曲のみ。

2017/12/09付
こちらもワンランクダウン。
サム・スミスがノルウェーのプロダクション・デュオ、スターゲートらと書いたこの曲、プロデュースはそのスターゲートが共同で務めていますが、彼らが過去に手がけたリアーナの “Diamonds”、ケイティ・ペリーの “Firework” などとは全く違うテイストで、ゴスペル色がかなり強い仕上がりになっています。

2017/12/02付
こちらも2ランクダウンでトップ5から陥落。
サム・スミスが『ゲイである自分の成長と自信を感じてもらえると思う』というこの曲、その言葉どおり悲しい曲なのに力強さが感じられる佳曲だと思います。

2017/11/25付
アルバムのリリース効果で最高位更新。
ジェームス・コーデンが司会を務めるTV番組「ザ・レイト・レイト・ショー」の人気コーナー「カープール・カラオケ」への出演効果もあってストリーミングが40%増。番組では『フィフス・ハーモニーの曲を聴くと自分の中の女の子の部分に火が点く』と明かした直後にサプライズで本人(4人)と対面、一緒に “Work From Home” を熱唱し、『夢みたい』と目を潤ませています。(この曲は1曲目に披露)

2017/11/18付
こちらもワンランクダウン。
デビュー・アルバムは『友達と飲むジン&トニックって感じ』とコメントしていたサム・スミス、この曲が収録されているニュー・アルバムについては『もっとざらついて不快な印象、一人暗い部屋で人生を考えながら飲むウイスキーって感じ』と語っています。

2017/11/11付
今週もワンランクダウン。
最近では堂々とゲイ・バーに通っているというサム・スミスのこの曲、タイトルに “Goodbye” が付く曲としてはクリス・ブラウンの “Say Goodbye”(2006年、最高位10位)以来16曲目のトップ10ヒットとなりましたが、もうすぐトップ10からグッドバイかもしれません。

2017/11/04付
初登場5位の後、一旦トップ10圏外に落ちて先週は5ランクアップでトップ10復帰も今週はワンランクダウンという浮き沈みが激しいこの曲、沈んだ表情のサム・スミスが印象的なビデオの再生回数は上昇率トップ(前週比26%増)に浮上しています。

2017/10/28付
4週ぶりにトップ10復帰。
報われない愛と別れについて歌われているこの曲、収録されているアルバムのアートワークはそれを象徴するような枯れた花束の白黒写真になっています。ちなみに再上昇の要因は人気TV番組「サタデー・ナイト・ライブ」でのパフォーマンス効果。

2017/09/30付
サム・スミスは5曲目のトップ10。
セールスを制して初登場5位となった「僕はサヨナラに慣れすぎている」というこの曲、3年前のデビュー当時と風貌は大きく変わったものの曲のテーマは変わっておらず、『決して君を僕に近づけない。君は特別な存在だけど、僕は心を開くといつも傷つくんだ』と、報われない愛が歌われています。

 
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