【解説】Stutter / ジョー ft. ミスティカル

 
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2001年の今日(2月24日)、1位を獲得した Joe(ジョー) feat. Mystikal(ミスティカル)の “Stutter” について解説しました。

浮気を問い詰められ口ごもる彼女をウソつきと責め立てる曲で、どもりながら歌うスタイルとミスティカルのガナリ声ラップが特徴的なヒップホップっぽいR&B。

クインシー・ジョーンズの “Summer in the City” とファーサイドの “Passin’ Me By” という曲がサンプリングされているこの曲は、タイトルにもなっている「スタッター(=どもり)」がキーワードで、フックでは

ウソついてるよね
だって君が返事するとき
どもってる どもってる
ど、ど、どもってる どもってる

と歌われています。また、ミスティカルのパートでは

ウソはやめときな、へファー(※ビッチのこと)
気を付けろ(※Watch yourself:ミスティカルのトレードマークになっている決まり文句)
車はくれてやるから 自分から出て行きな
俺はずっとタトゥとプラチナの歯(がトレードマーク)のギャングスタ
お前がワッフルハウス(※レストランチェーン)でヤッてたってことを知ってるラッパーは
この俺だ(※自分がその相手だから?)

とラップされており、ジョーの恋人の浮気相手は実はミスティカル!?、と示唆するリリックになっています。

「どもり」をイメージさせる逆再生が効果的に使われているビデオでは、女優のナターシア・ウィリアムズがジョーの恋人役とその彼女をハメる双子の姉妹役を一人二役で演じています。

ちなみに、この日の2位は浮気を疑われ「あれはオレじゃない」と言い訳するシャギーの “It Wasn’t Me” で、浮気ソングで1位2位独占となっています。

【リンク】
当時(2001/02/24)のチャート
ジョーのヒット曲
ミスティカルのヒット曲

 
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