【解説】OMG / Usher(アッシャー)

 
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2010年の今日(5月15日)、1位を獲得した Usher(アッシャー) feat. will.i.am(ウィル・アイ・アム)の “OMG” について解説しました。

高揚感のあるジョック・ジャム風(後述)のシンセ・ポップで、ホットな女性のカラダに「オー・マイ・ゴッシュ」と感嘆している曲。

90年代に話題になったコンピレーション・アルバム “Jock Jam” にちなんで、その頃のトランスっぽいダンスミュージックをジョック・ジャム風と呼ぶそうですが、この曲はまさに2010年代のそれと言われています。

ウィル・アイ・アムお得意の(そして悪名高い)オートチューンがアッシャーのヴォーカルにも使用されていることから評論家からは酷評されましたが、この年だけで700万枚近いセールスを記録、アッシャーにとっては9曲目、そしてマドンナ、ジャネット・ジャクソンと並んで1990年代、2000年代、2010年代の3年代にわたってNo.1ヒットを輩出したアーティストとなっています。

ちなみに、

ダイナマイトみたいに
彼女のオシリはパン!パン!パン!って感じ
(Honey got a booty like pow, pow, pow)
胸はワオォー!オー!ワオォー!
(Honey got some boobies like wow, oh wow)

と歌われている部分は、テレビアニメ「ザ・シンプソンズ」の “Dude, Where’s My Ranch?” というエピソードの中に出てくる “Christmas in December, wow, wow, wow” と “Give me tons of presents, now, now, now.” というセリフの「借用」だとしてアッシャーは訴えられています。

【リンク】
当時(2010/05/15)のチャート
アッシャーのヒット曲

 
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