1987年の今日(1月10日)、最高位2位を記録した Duran Duran(デュラン・デュラン)の “Notorious” について解説しました。
バンドを脱退したアンディとロジャーに向けた当てこすりと思われる曲で、アイドルからの脱却を印象付けるニューウェーブ・ファンクロック。
ジョン・テイラーは『生き残りの曲』、サイモン・ル・ボンは『衣装やメイクよりも曲自体に注力した』と語っているように、3人になったデュラン・デュランのまさにターニング・ポイントとなった曲と言えると思います。
お前らの胸くそ悪い判断なんかそっちのけ
俺たちの生命線は彼らだなんて誰が言った?
お前らは証人だって買収する
お前は冷遇されてたって言ってるみたいだけど
そんなの知ったことじゃない
お前らは自分を正当化するために大金を使う
ウソじゃないなんて信じねえ
だから俺は何度もこう言ってやってるんだ
悪名高いやつら…
という、サイモンが書いた怒りすら感じる歌詞はハリソン・フォードの映画でのセリフが引用されているようです。
ちなみに、この曲のビデオで踊っているダンサーの振り付けをしたのはポーラ・アブドゥル。
【リンク】
当時(1987/01/10)のチャート
デュラン・デュランのヒット曲