2007年の今日(5月12日)、1位を獲得した Maroon 5(マルーン5)の “Makes Me Wonder” について解説しました。
浮気をしたのに反省する素振りのない男のちょっと変わったラブソングと解釈されがちですが、実はラブソングに偽装したブッシュ政権(当時)批判の曲。
(※ソングライターであるアダム・レヴィーンも認めています。)
情報操作により大量破壊兵器の存在をねつ造し、イラクの脅威を強調、そして戦争に突中したブッシュ政権に対するアダム流の当てこすりになっています。
うまい言い訳が思いつかないし
そっちも時間がないだろう
だからつい思ってしまうんだよ
気にしちゃいられないってね
証拠を出せよ
もうお前のことなんか信用できるか
というプリフックとフックの歌詞が特に意味深で、全体的に巧妙な仕掛けが施されている「隠し絵的な曲」と言えると思います。