【解説・和訳】Kyrie / Mr. ミスター

 
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1986年の今日(3月1日)、1位を獲得した Mr. Mister(Mr. ミスター)の “Kyrie” を解説・和訳しました。

日本ではバブルの真っ只中だった80年代中頃、アメリカでは深刻な不景気。
暗くて重苦しい雰囲気が影響してか、ホイットニー・ヒューストンの “Saving All My Love For You”、スティービー・ワンダーの “Part-Time Lover”、クライマックスの “I Miss You” など、不倫をテーマにした曲が次々にヒットしていました。

そんな中、宗教色を薄めてギリシャ語で「キリエ エレイソン」(主よ、慈悲を与えたまえ)と歌われているこの曲は、不景気からくる人間のマイナス思考や愚かな行動を懺悔し、救いを求める「祈祷ソング」と言えるかもしれません。

ちなみに、両親は二人とも聖歌隊に所属していたというMr.ミスターのリチャード・ペイジは、マドンナの “I’ll Remember”(最高位2位)のソングライターでもあります。

【リンク】
当時(1986/03/01付)のチャート
Mr. ミスターのヒット曲

【和訳】
[Verse 1]
風がこの山腹に強く吹き付け
海を越え 僕の魂にまで吹き込んでくる
隠れようのないところまで吹き込んでくる
そして 僕の足を歩むべき道の上に立たせる

たくさんの思い出を抱えた僕の心は老いてるけど
体は宝石のような炎で燃えている
魂と肉体の間にあるどこかで
僕は再び自分を見つけ出す

[Hook]
主よ、慈悲を与えたまえ! 僕が歩むべき道の向こうで
主よ、慈悲を与えたまえ! 夜の暗闇を通り抜けて
主よ、慈悲を与えたまえ! 僕の行く先に伴って
主よ、慈悲を与えたまえ! 道を光で灯してほしい

[Verse 2]
若かった頃 歳をとることについて考えた
僕の人生にどんな意味があるかって
選ばれた道を進めばいいのか
それとも 自分が望む道を進むべきか

[Hook]

[Bridge]
(間奏)

[Hook] ×3

 
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