【解説】I Love You Always Forever / ドナ・ルイス

 
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1996年の今日(8月24日)、最高位2位を記録した Donna Lewis(ドナ・ルイス)の “I Love You Always Forever” について解説しました。

「誠実かつ巧妙に語られたラブ・ストリー」と評されているH.E.ベイツの自伝的小説 “Love For Lydia”(日本語未訳)から着想を得た曲で9週2位を続けたポップ・ソング。

タイトルにもなっている「いつでもずっとあなたを愛してる」というフレーズは、おそらく主人公の女性が男性に言っているのではなく以前に男性から言われた言葉で、フック部分は

言って もう一回言って
「いつでもずっと君を愛してる」
「近くにいても 遠くにいても 気持ちは通じる」
「どこにでもついていくし」
「君のためなら何でもするよ」
って

ということだと思います。そう解釈すると失恋ソング、もしくは未練ソングのようにも感じられます。(ドナ・ルイスが着想を得たという小説を斜め読みした上での私個人の見解です。小説では主人公の男女がジェラシーと恨みにより決して修復できない傷を残して破局します。)

また、この曲はロス・デル・リオの “Macarena” に阻まれ9週連続で2位だったことでも有名ですが、これは当時、フォリナーの “Waiting For A Girl Like You” とミッシー・エリオットの “Work It”(ともに10週連続2位)に次ぐ記録となっています。

さらには一発ヒットとしても有名で、一発ヒットランキング(20位以内にランクインした曲が1曲のみで、ランクをもとにスコア化した点数が多い順)ではトップ20にランクインしています。

【リンク】
当時(1996/08/24)のチャート

 
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