【解説・和訳】 Don’t Start Now / デュア・リパ

 
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Dua Lipa(デュア・リパ)の “Don’t Start Now” を解説・和訳しました。

破局をポジティブに捉えて新しい人生をスタートさせるという曲で、ユーロ・ダンスとハウスの要素を合わせ持つニュー・ディスコ(ディスコ・ポップ)。

『ピュアなアドレナリンに満ちた、積極性と自己尊重のダンス・フロア・アンセム』と評し、『前に進みそして誰にも邪魔させないことを歌っている』と語っているデュア・リパのこの曲は、本人がフックの「出てこないで」という歌詞を引用してステイホームを呼びかけたこともあり、新型コロナ感染拡大防止のための「外出自粛ソング」としてラジオ局がこぞってオンエア、惜しくも1位獲得は逃したものの最高位2位を記録するキャリアハイのヒットとなっています。

大人っぽくて洗練された感じで、まさに「ニュー・ディスコ」という表現がピッタリのサウンドだと思います。

【和訳】
[Intro]
If you don’t wanna see me

私に会いたくないのなら

[Verse 1]
Did a full 180, crazy
Thinking ‘bout the way I was
Did the heartbreak change me? Maybe
But look at where I ended up
I’m all good already
So moved on, it’s scary
I’m not where you left me at all, so

180度変わった クレイジーね
あの頃の自分を思い出すと
失恋で変わったと言えば そうかもね
でも見てよ 私がどうなったか
もうすっかり元気
前向きで 怖いくらい
あなたに捨てられた場所にはもういない
だから

[Pre-Hook]
If you don’t wanna see me dancing with somebody
If you wanna believe that anything could stop me

他の誰かと踊る私を見たくないのなら
私を引き止められると信じたいのなら

[Hook]
Don’t show up, don’t come out
Don’t start caring about me now
Walk away, you know how
Don’t start caring about me now

出てこないで 顔を出さないで
私のことを今さら気にしないで
消えてよ、どうすればいいか分かるでしょ
私のことを今さら気にしないで

[Verse 2]
Aren’t you the guy who tried to
Hurt me with the word “goodbye”?
Though it took some time to survive you
I’m better on the other side
I’m all good already
So moved on, it’s scary
I’m not where you left me at all, so

あなたでしょ
サヨナラで私を傷つけようとしたのは
立ち直るのに時間はかかったけど
今の方がいい感じ
前向きで 怖いくらい
あなたに捨てられた場所にはもういないの

[Pre-Hook]

[Hook]

[Bridge]
Up, up
Don’t come out, out, out
Don’t show up, up, up
Don’t start now (Oh)
Up, up
Don’t come out, out
I’m not where you left me at all, so

顔を出さないで
出てこないで
やめてよ 今さら
顔を出さないで
あなたに捨てられた場所にはもういないの

[Hook]

[Outro]
Up, up
Don’t come out, out, out
Don’t show up, up, up
Walk away, walk away (So)
Up, up
Don’t come out, out, out
Don’t show up, up, up
Walk away, walk away, oh

顔を出さないで
出てこないで
消えてよ、消えて
顔を出さないで
出てこないで
消えてよ、消えて


【ビルボード Hot 100 トップ10解説より】
2020/06/20付
ワンランクダウン。
トップ10滞在は20週目。これは1位を獲得していない曲としてはホジアーの “Take Me To Church”(2014年、最高位2位)など6曲と並び20位タイ(ビルボード史上26曲目)の記録となっています。

2020/06/13付
7位変わらず。
トップ10滞在は19週目。これは1位を獲得していない曲としてはクリス・ブラウン ft. ドレイクの “No Guidance”(2019年、最高位5位、トップ10滞在23週)以来、ビルボード史上42曲目となっています。

2020/06/06付
今週もワンランクアップ。
トップ10滞在はこれで18週目。最初と最後のシーンをシンクロさせているビデオの再生回数は3億回を突破しています。

2020/05/30付
ワンランクアップ。
ピークは過ぎたものの第3波で2度目の再上昇となったこの外出自粛ソング、今年の年間チャートではトップ10入りの「当確宣言」を出してもいいかもしれません。(現時点では5位予想)

2020/05/23付
3ランクダウン。
トップ10はこれで16週目。こちらの「ステイホーム・ソング」は自粛解除の動きにあわせてラジオでのオンエア特需が減少。来週もトップ10にステイできるかどうか微妙になっています。

2020/05/16付
ワンランクアップ。
ヴァース2ではヴァース1にはなかったリズム・ギターのループを加えるなど、サウンド的な変化と工夫も感じられるこの曲、トップ10滞在はこれで15週目で、年間チャートの予想では今のところアリゾナ・ザーヴァスの “Roxanne” を抜いて5位に上昇しています。

2020/05/09付
3ランクダウン。
完全に「外出自粛ソング」としての地位を確立したこの曲、今年の年間チャートではまだトップ10入りの地位は確立できておらず、現時点では6位予想となっています。

2020/05/02付
こちらも変わらず。
オレンジ・ヘアーにして恋人と一緒に部屋にこもっているというデュア・リパのこの曲、『姿を現さないで』というフックの歌詞が外出自粛要請にピッタリということに加えて、『(生活が)180度変わった、クレイジーね』という冒頭の歌詞も今の状況を言い表しているとして主にラジオで多く取り上げられているようです。

2020/04/25付
4位変わらず。
先週は雑誌ELLEの表紙を飾ったデュア・リパ。その記事ではこの曲について、「”New Rules” の続編で、(男を振って)まっすぐクラブに向かう曲」と紹介されています。

2020/04/18付
ワンランクダウンでトップ3から陥落。
『姿を現さないで』という歌詞から「外出自粛ソング」としてラジオでは好調をキープしているこの曲、しかしながら、ピークは過ぎていて今後(第2波が来て)1位を獲得する可能性は低いと思われます。

2020/04/11付
今週もラジオを制してトップ3をキープ。
オーストラリア版ヴォーグ誌の表紙を飾り、同誌で『いつか自分のレーベルを立ち上げ、そこからサポートする女性アーティストをデビューさせるのが夢』と語っているデュア・リパのこの曲、トップ10滞在10週目となった今週は通常であれば1位獲得できるレベルのチャートポイントになっているようで、1位、2位との差は縮まっています。

2020/04/04付
今週もラジオを制してトップ3をキープ。
先週、この曲が収録されたアルバム “Future Nostalgia” がリリースされたデュア・リパ。28日(土)に予定通り人気TV番組「サタデー・ナイト・ライブ」に出演してこの曲をパフォーマンスしていれば来週はダブル効果が期待できるところでしたが、コロナの影響でライブ中継は見送られたようです。

2020/03/28付
今週もラジオを制したもののワンランクダウン。
フックでは『姿を現さないで、出てこないで』と歌われているこの曲、先週、デュア・リパはこの歌詞を引用して新型コロナウイルス感染症対策のため外出を自粛するように呼びかけています。

2020/03/21付
ラジオを制して最高位更新。
最高位、トップ10滞在週、スコアのすべてで “New Rules” を上回り、デュア・リパ最大のヒットとなったこの曲、ただビデオの再生回数だけはまだ “New Rules” の10分の1以下で約1億8,000万回となっています。

2020/03/14付
2ランクアップでトップ3入り。
28日(土)に人気TV番組「サタデー・ナイト・ライブ」に出演することが決まったデュア・リパ。しかしながら、すでにプロモーションのメインは新曲の “Physical” にシフトされているようなのでこの曲がパフォーマンスされるかどうかは微妙。さらに上を目指すための材料にはならないかもしれません。

2020/03/07付
変わらずトップ5をキープ。
先週はシドニーのマルディグラ(ゲイとレズビアンのためのクラブ)にサム・スミスと共に出演したデュア・リパ。「あなたたちの愛とプライドをお祝いする」とコメントし、この曲をパフォーマンスしています。

2020/02/29付
こちらもワンランクアップでトップ5入り。
「前に進みそして誰にも邪魔させないことを歌っている」というデュア・リパのこの曲、今のところ上位(特に1位と2位)の壁は厚く、ここから先は簡単には前に進めないかもしれません。

2020/02/22付
3ランクアップで最高位更新。
デュア・リパにとっては “New Rules”(2018年)と並び自己タイとなる6位。ユーロ・ダンスとハウスの要素を合わせ持つ “Nu-Disco”(New-Disco)と言われているこの曲、デュア・リパ本人は「ピュアなアドレナリンに満ちた、積極性と自己尊重のダンス・フロア・アンセム」と評しています。

2020/02/15付
ストリーミング伸び率トップながら9位変わらず。
ヴァース2では『あなたは「サヨナラ」という言葉で私を傷つけようとしたわよね』と歌われているこの曲、この部分の歌詞が同じディスコ・ポップで同じテーマ(破局後のセルフ・エンパワーメント)の1979年に1位を獲得したグロリア・ゲイナーの “I Will Survive” の歌詞とほぼ同じで、さらに『あなたを生き抜く(surviveする)のには時間がかかったけど』と続いていることもあり、ちょっとした話題になっています。

2020/02/08付
デュア・リパは2曲目のトップ10。
人生の第一章を閉じ、新しい人生をスタートさせるという破局をポジティブに捉えたディスコ・ポップ。『誰かと踊る私を見たくないなら、簡単に引き止められると信じたいなら、顔を出さないで、出てこないで』と歌われています。

 
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