【解説】 Danger Zone / ケニー・ロギンス

 
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1986年の今日(7月26日)、最高位2位を記録した Kenny Loggins(ケニー・ロギンス)の “Danger Zone” について解説しました。

トム・クルーズ主演の映画「トップ・ガン」の主題歌で、映画館の大音量で聴けば迫力満点のアグレッシブなサウンドが特徴的なハード・ロック。

ソングライター兼プロデューサーはアイリーン・キャラの “Flashdance…What A Feeling”(1983年、最高位1位)、リマールの “The Never Ending Story”(1985年、最高位17位)などの映画音楽も手掛けているジョルジオ・モロダー。

最初はトトにオファーしようとしたものの契約の問題で実現せず、次に「ロビン・フッド」、「三銃士」、「ドンファン」の3つの映画の主題歌で1位を獲得しているブライアン・アダムスには「戦争を賛美している感じがする」という理由で拒否され、REOスピードワゴンとコリー・ハートには「他人が書いたものはやらない」として断られたというこの曲は、防音ばっちりのケニー・ロギンスの自宅で録音されたそうで、彼にとっては映画「フットルース」の主題歌 “Footloose”(1984年、最高位1位)に次ぐ2番目のヒット曲となっています。

エンジンの回転を上げて
その唸り声を聞くんだ
緊張した機体
すぐにでもタッチアンドゴーだ

という短めのヴァースから、

デンジャー・ゾーンに向かうハイウェイ
デンジャー・ゾーンに乗り込むんだ

というフックに移行するスピードも速いこの曲ですが、チャート上では2位まで直線を描いて上昇したもののその後急降下、わずか6週で大気圏外(トップ10圏外)に消えています。

ちなみに、ケニー・ロギンスによると2020年の年末に公開予定の映画「トップ・ガン:マーヴェリック」でこの曲がフィーチャーされるそうです。

【リンク】
当時(1986/07/26)のチャート
ケニー・ロギンスのヒット曲

 
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