【解説】Centerfold / J. ガイルズ・バンド

 
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1982年の今日(2月6日)、1位を獲得した J. Geils Band(J.ガイルズ・バンド)の “Centerfold”(邦題「堕ちた天使」) について解説しました。

男性誌の見開きに高校時代好きだった女の子がヌードで載っていたことにショックを受けたという曲で、「ナーナナ、ナナナ」というキャッチーなイントロが印象的なニュー・ウェーブ。

当時流行りのニュー・ウェーブながらシンセサイザーが使用されていないことについて、この曲のソングライターでキーボード担当のセス・ジャストマンは『レコード会社の罠にはまって借金を背負わされていたため買う余裕がなかった』と語っています。

彼女は雪の結晶みたいに純粋だったんだ
誰にも汚されていない
僕の記憶の中のエンジェルは
決して僕を苦しめたりしない

[Pre-Hook]
時が経って 僕が男性誌を見ていたら
そこに彼女が載っていたんだ

[Hook]
血が凍りついたよ
僕の記憶は売られてしまったんだ
僕のエンジェルが見開きに
見開きに載ってたんだ

という歌詞については、フック部分の “My memory has just been sold” という表現が特に秀逸で、イントロに負けず劣らずキャッチーなフレーズになっていると思います。

【リンク】
当時(1982/02/06)のチャート
J.ガイルズ・バンドのヒット曲

 
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コメント

  1. ヒット好き より:

    この曲より昔の彼らの曲を聞いて
    みる気になりました

  2. ヒット好き より:

    未だに日本でもcmに使われるほどの
    80年代を代表する名曲ですね。
    この曲が1位を阻止した、ジャーニー
    のopen armsやI Love Rock N Rollも
    そうですが、この時は今でも愛されている
    名曲が多いですね。
    トップ10入りした曲が2曲しかないのが、少し残念ですね。

    • 「アメリカのストーンズ」と称された彼らのサウンドを捨てて商業ロックに走ったという点では、評論家に言わせると決して「名曲」ではないんでしょうけど…
      大ヒットの翌年にピーター・ウルフが脱退したのもこの辺が理由かと思います。

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