ビルボード Hot 100(2018/01/03付) トップ10解説

 
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2018/01/03付 ビルボード Hot 100 トップ10解説

【お知らせ】
ビルボードでは2018年からチャートの発表日(月曜日が祝日でなければ火曜日、祝日であれば水曜日)とチャート日付(土曜日)のギャップが短縮されることになりました。今までは発表から11日後の土曜日付となっていましたが、2018年からは発表から4日後の土曜日付ということになります。この措置に伴い、今週のみ変則的に通常の土曜日付ではなく水曜日の2018/01/03付となっています。来週は月曜日が祝日のため1/3の水曜日に発表、2018/01/06付となります。



1位右矢印 (先週1位、最高位1位)
Ed Sheeran(エド・シーラン) duet with Beyonce(ビヨンセ) – Perfect
セールスとストリーミングを制して3週目の1位。
ビヨンセとの “Perfect Duet” に続いてイタリアのテノール歌手、アンドレア・ボチェッリとのデュエット・バージョンがリリースされたこの曲、こちらのほうは “Perfect Symphony” というタイトルになっており、ビデオもリリースされていてセールス、ストリーミングのポイントアップに大きく貢献しています。
Beyonce(ビヨンセ) – ヒット曲ベスト20(更新)


2位右矢印 (先週2位、最高位1位)
Post Malone(ポスト・マローン) feat. 21 Savage(21サヴェージ) – rockstar
8週1位の後、これで3週目の2位。
ステージではギターだけでなくテーブルやイスも壊しているというポスト・マローン、この曲のビデオでは殺陣(たて)を披露して大暴れしています。
【解説・和訳】Rockstar / ポスト・マローン ft. 21サヴェージ


3位右矢印 (先週3位、最高位2位)
Camila Cabello(カミラ・カベロ) feat. Young Thug(ヤング・サグ) – Havana
今週もラジオを制して3位をキープ。
この曲も収録されるデビュー・アルバム(1月12日リリース予定)は今の自分の偽りのない気持ちを反映した曲が詰まっているから “Camila” というタイトルにしたというカミラ・カベロ、『一度は人の手に渡った人生を取り戻した気分』とも語っており、フィフス・ハーモニー時代を否定するかのような発言がちょっとした話題になっているようです。


4位右矢印 (先週4位、最高位3位)
Lil Pump(リル・パンプ) – Gucci Gang
こちらも変わらず。
見かけによらず、ハーバード・ビジネス・スクールに通っていた(?)というリル・パンプ、先日N.Y.で開催されたコンサートでは『そのハーバードのシャツをよこせ!』『俺はハーバード・ドロップアウトだ』と叫びつつ、この曲をパフォーマンスしていたようです。

5位右上矢印 (先週10位、最高位5位)
G-Eazy(ジー・イージー) feat. A$AP Rocky(エイサップ・ロッキー) & Cardi B(カーディ・B) – No Limit
5ランクアップでトップ5入り。
急上昇の要因はフレンチ・モンタナとジューシー・Jによるリミックス版とそのビデオのリリース効果、そしてこの曲が収録されているジー・イージーのアルバム “The Beautiful & Damned” のリリース効果。ストリーミングは37%アップで上昇率1位となっています。


6位右下矢印 (先週5位、最高位4位)
Imagine Dragons(イマジン・ドラゴンズ) – Thunder
ワンランクダウンでトップ5から陥落。
11/19に開催された American Music Awards ではカリッドの “Young Dumb & Broke” とのマッシュアップがパフォーマンスされたこの曲、そのマッシュアップのスタジオ・バージョンが先週(12/20)リリースされていますが、今のところ注目度はイマイチのようです。


7位右下矢印 (先週6位、最高位6位)
Migos(ミーゴス), Nicki Minaj(ニッキー・ミナージュ) & Cardi B(カーディ・B) – MotorSport
ワンランクダウン。
大ゲンカの後で仲直りして婚約したというミーゴスのオフセットとカーディ・Bの共演ということでも注目が集まっているこの曲、カーディ・Bは自分のパートで「アップセット(怒り)をオフにして(抑えて)、オフセットをオンにする(勃たせる)」とエロ賢くラップしています。


8位右下矢印 (先週7位、最高位4位)
Sam Smith(サム・スミス) – Too Good at Goodbyes
こちらもワンランクダウン。
来年2/21に開催される BRIT Awards(ブリット・アワード:イギリスのグラミー賞と称される音楽授賞式)でパフォーマンスすることが決まったサム・スミス、全英1位を獲得しているこの曲が披露されると思われます。


9位右矢印 (先週9位、最高位9位)
Mariah Carey(マライア・キャリー) – All I Want For Christmas Is You
変わらず9位でトップ10をキープ。
モータウン風のサウンドに乗せた「クリスマスに欲しいのはあなただけ」というシンプルなメッセージで最も成功したクリスマス・ソングとなったこの曲、トップ10は(Hot100も?)ほぼ間違いなく今週で最後となりますが、また1年後に再会できるかもしれません。


10位右下矢印 (先週8位、最高位8位)
Halsey(ホールジー) – Bad At Love
2ランクダウン。
ホールジー本人によると、『レオナルド・ディカプリオがハワイアンTシャツを着て、友人たちと黄色のオープンカーでマイアミ・バイスのようにハイウェイをドライブしているようなサウンド』という曲。

以上、最新のトップ10紹介でした。

 
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