ビルボード Hot 100(2017/09/02付) トップ10解説

 
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2017/09/02付 ビルボード Hot 100 トップ10解説



1位右矢印 (先週1位、最高位1位)
Luis Fonsi(ルイス・フォンシ) & Daddy Yankee(ダディ・ヤンキー) feat. Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – Despacito
主要チャート2冠で歴代単独2位となる15週目の1位。
『言葉の壁を乗り越え、人を踊らせる特別なパワーがある』と語るルイス・フォンシのこの曲、ストリーミングのチャートではデザイナーの “Panda” が保持していた14週1位の記録を破って歴代1位になっていますが、次週HOT100で歴代1位タイとなれるかどうかに注目が集まっています。ちなみに対抗馬はジャスティン・ビーバーの新曲 “Friends”。(あとは噂されているテイラー・スウィフトの新曲?)
Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – ヒット曲ベスト20


2位右矢印 (先週2位、最高位2位)
DJ Khaled(DJキャレド) feat. Rihanna(リアーナ) & Bryson Tiller(ブライソン・ティラー) – Wild Thoughts
今週もラジオを制して6週目の2位。
セールスでは値下げ効果で12位から2位に再上昇、チャートポイントは15%アップで同6%ダウンとなった “Despacito” に100対84というところまで差を縮めていますが、来週は逆にこの曲がポイントダウン、”Despacito” が値下げ効果(オリジナル版は値下げ済み、ジャスティンのリミックス版が値下げ中)でポイントアップが見込まれているようで、少なくとも来週の逆転は難しいと思われます。
【解説・和訳】Wild Thoughts / DJキャレド ft. リアーナ & ブライソン・ティラー


3位右上矢印 (先週8位、最高位3位)
Cardi B(カーディ・B) – Bodak Yellow (Money Moves)
5ランクアップでトップ3入り。
ミーゴスのオフセットとクエヴォの二股交際が報じられているカーディ・Bのブレイクスルー・ヒットとなったこの曲、ストリーミング15%アップ(同チャート2位)、セールス23%アップ(同チャート12位)、ラジオ30%アップ(同チャート28位)と主要チャート全てで大きく上昇。女性ラッパーのトップ3入りはイギー・アゼリア ft. チャーリー・XCXの “Fancy”(2014年、最高位1位)以来、また、女性アーティストの単独でのトップ3入りはメーガン・トレーナーの “No”(2016年、最高位3位)以来となっています。


4位右下矢印 (先週3位、最高位3位)
French Montana(フレンチ・モンタナ) feat. Swae Lee(スワエ・リー) – Unforgettable
ワンランクダウンでトップ3から陥落。
トップ3入りできたのは値下げが主因だったこの曲、一方、トップ10入りできた要因としては、先月カナダのTV番組に出演してナイアガラの滝の前で行ったライブが好評だったことも一つとして挙げられています。


5位右下矢印 (先週4位、最高位4位)
Imagine Dragons(イマジン・ドラゴンズ) – Believer
ワンランクダウンもトップ5はキープ。
ロックのチャートでは24週目の1位を獲得しているこの曲、プロデューサーは昨年、ニック・ジョナスの “Close”(最高位14位)、その兄ジョー・ジョナス率いるDNCEの “Cake By The Ocean”(最高位9位)、セレーナ・ゴメスの “Hands To Myself”(最高位7位)などを手がけているスウェーデンのプロダクション・デュオ、マットマン&ロビン。


6位右下矢印 (先週5位、最高位5位)
Charlie Puth(チャーリー・プース) – Attention
ワンランクダウンで1週でトップ5から陥落。
チャーリー・プースのマネージャーによると、『この曲の原形を東京で初めて聴いたときはすぐに完成させるべきだと思った』そうで、そのまま深夜まで作業、その時点ではフックだけしかなかったそうですが、チャーリーは『君は注目して欲しいだけだよね』という歌詞を最初に思い浮かべていたと語っています。


7位右下矢印 (先週6位、最高位6位)
Shawn Mendes(ショーン・メンデス) – There’s Nothing Holdin’ Me Back
こちらもワンランクダウン。
この曲は実在の女性がモデルになっているわけではないと語っているショーン・メンデス、実際には映画の台本を読んでいる時に思いついた「キャラクター」だそうです。


8位右下矢印 (先週7位、最高位1位)
Bruno Mars(ブルーノ・マーズ) – That’s What I Like
こちらもワンランクダウン。
トップ5の滞在週が注目された(結局24週で歴代5位止まり)この曲、トップ10での順位をもとにスコア化したオールタイム・ランキングではトップ5入りまであと一歩となっています。
Bruno Mars(ブルーノ・マーズ) – ヒット曲ベスト10


9位右矢印 (先週9位、最高位1位)
Ed Sheeran(エド・シーラン) – Shape Of You
変わらず今週もトップ10をキープ。
これでトップ10滞在は32週となり、リアン・ライムスの “How Do I Live”、チェインスモーカーズ ft. ホールジーの “Closer” と並んで歴代1位となっています。
【解説・和訳】Shape Of You / Ed Sheeran(エド・シーラン)


10位アップ (先週11位、最高位6位)
Sam Hunt(サム・ハント) – Body Like A Back Road
再上昇でトップ10復帰。
7/22付で12週ぶりのトップ10復帰を果たしているこの曲が今回は2週ぶりとなる2回目のトップ10復帰。カントリーのチャートでは新記録更新中で28週目の1位を獲得しています。

以上、最新チャートのトップ10でした。

 
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