【解説】Been Around The World / パフ・ダディ

 
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1998年の今日(1月24日)、最高位4位を記録した Puff Daddy(パフ・ダディ) feat. The Notorious B.I.G. & Mase の “Been Around The World” について解説しました。

終始繰り返されるデヴィッド・ボウイの “Let’s Dance” のリズムに乗せて、沢山の女をはべらせていることに嫉妬するヤツらについてラップしているヒップホップ。

どういう訳か前週に “It’s All About The Benjamins” からランクを継承、そのためビルボードの記録上は最高位2位(代わりに “It’s All About The Benjamins” の記録は抹消?)となっているこの曲、ヴァース1でフィーチャーされているメイスは

(女を)どうやって騙したかって?
ドリンクに何を盛ったかって?
メイスはそんなことしねえ
(何もしなくても)沢山の女が喜んで
お前のところを離れて
俺のところに来るのさ

と、そしてフックでフィーチャーされているノトーリアスB.I.G.は

世界をまたにかけている俺
俺たち嫉妬されてんだな
そんなの知らねえし
知ったことじゃねえ
俺たちがくたばればいいと思ってやがる
なぜ嫌われるかわかんねえ
女がたくさんいるからか?
それともドロップ(屋根が開閉式)のベンツのせいか?

と、リサ・スタンスフィールドの “All Around The World” のフレーズを織り交ぜてラップしています。

ちなみに、この曲のビデオにはマイケル・ジャクソンのプロデューサーとして有名なクインシー・ジョーンズ(フルバージョンのみでのカメオ出演)、ハイチ出身で “We Are The World 25 Years for Haiti” では存在感を示したワイクリフ・ジョン、そしてブレイクする前のジェニファー・ロペスが出演しています。

↓クインシー・ジョーンズ
Quincy Jones on Been Around The World

↓ワイクリフ・ジョン
Wyclef Jean on Been Around The World

↓ジェニファー・ロペス
J-Lo on Been Around The World

【リンク】
当時(1998/01/24)のチャート
パフ・ダディのヒット曲

 
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コメント

  1. ヒット好き より:

    そういえば、ジェニーとディディってこの頃から仲よかったんですね。

  2. ヒット好き より:

    みんな若いですね〜(o_o)
    このトリオはいつ聞いてもいいですね。

    個人的にはlet’s danceよりこっちの方が好きです。

    diddyは80年代のサンプリングがうまいですね。

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