ビルボード Hot 100(2021/04/10付) トップ10解説

 
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2021/04/10付 ビルボード Hot 100 トップ10解説

1位アップ (先週-位、最高位1位)
Lil Nas X(リル・ナズ・X) – MONTERO (Call Me By Your Name)
リル・ナズ・Xは3曲目のトップ10で2曲目の1位。
3つのバージョンの同時リリースと値下げも奏功し、ストリーミングを制して自らの誕生日(4/9)を祝う初登場1位。タイトルの “MONTERO”(モンテロ)はリル・ナズ・Xの本名。サブタイトルの “Call Me By Your Name” は同性愛を描いた2017年の映画「君の名前で僕を呼んで」の原題。同性愛がテーマになっているようで、『君が買おうとしているもの(体)を売りたい、ハワイで君のオシリを感じたい』などと歌われています。


2位右下矢印 (先週1位、最高位1位)
Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) feat. Daniel Caesar(ダニエル・シーザー) & Giveon(ギヴォン) – Peaches
ワンランクダウンで1週で1位から陥落。
チャートポイントは先週比約7%減ながらラジオの伸び率は1位。ジョージアでは桃(のようにスウィートな女性)を、カリフォルニアでは大麻を仕入れているというフックの歌詞が印象的なこの曲、ジャスティン・ビーバーのヒット曲ランキングでは “Baby”(2010年、最高位5位)、”Stuck with U”(2020年、最高位1位)の2曲を抜いて15位に上昇しています。
Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – ヒット曲ベスト20(更新)


3位右矢印 (先週3位、最高位2位)
Silk Sonic(シルク・ソニック) (Bruno Mars(ブルーノ・マーズ) & Anderson .Paak(アンダーソン・パーク)) – Leave The Door Open
変わらずトップ3をキープ。
20世紀のミュージック・シーンにそれとなく触れているというこの曲、アンダーソン・パークのパート(ヴァース2)の『君がタバコを吸うなら僕は霞んでしまう(パープル・ヘイズ)』はジミー・ヘンドリックスの “Purple Haze”、『僕たちが作れる愛はたくさんある(シャモン!)』は「カモン」を「シャモン」と発音しているマイケル・ジャクソンの “Bad”、『バラの花びら入りのバスタブに飛び込もう(バブリン)』はグラミーでベスト・ラップ・パフォーマンスを受賞している自身の “Bubblin”(※ハイな状態を意味する言葉)のリファレンスだと思われます。
Bruno Mars(ブルーノ・マーズ) – ヒット曲ベスト20


4位右下矢印 (先週2位、最高位1位)
Cardi B(カーディ・B) – Up
2ランクダウンでトップ3から3度目の陥落。
ブリトニー・スピアーズの “3” に次ぐビルボード史上2番目に短いタイトルのナンバーワン・ソングとなったこの曲、チャートポイントは先週比約8%減で、アップダウンの繰り返しが止まって2週連続ダウンとなっています。
Cardi B(カーディ・B) – ヒット曲ベスト20


5位右下矢印 (先週4位、最高位1位)
Olivia Rodrigo(オリヴィア・ロドリゴ) – drivers license
今週もラジオは制したもののワンランクダウン。
車の免許を取得したのは4回目の試験だったというオリヴィア・ロドリゴのこの曲、一発ヒットランキングでは今のところルーカス・グラハムの “7 Years”(2016年、最高位2位)など4曲を抜いて23位→19位に上昇していますが、来週は新曲の “Deja Vu” がトップ20入りすると思われ、一発ヒットランキングからは消える見込みです。


6位右下矢印 (先週5位、最高位4位)
The Weeknd(ザ・ウィークエンド) – Save Your Tears
ワンランクダウンでトップ5から2度目の陥落。
しかしながらチャートポイントは先週比約3%増。今年度のチャートポイントの合計(=現時点での2021年の年間チャート)では今のところ20位前後だと思われます。
The Weeknd(ザ・ウィークエンド) – ヒット曲ベスト20


7位右矢印 (先週7位、最高位5位)
Dua Lipa(デュア・リパ) feat. DaBaby(ダベイビー) – Levitating
今週も変わらず7位をキープ。
チャートポイントは先週比約4%増でトップ10滞在は13週目。これは最高位5位以下の曲としてはジャスティン・ビーバー ft. クエヴォの “Intentions”(2020年、最高位5位、トップ10滞在19週)以来、ビルボード史上32曲目の記録となっています。


8位右下矢印 (先週6位、最高位1位)
The Weeknd(ザ・ウィークエンド) – Blinding Lights
2ランクダウン。
トップ10滞在は記録更新の56週目。チャートインは69週目でリアン・ライムスの “How Do I Live”(1997年、最高位2位)と並びビルボード史上4位となっています。
【解説・和訳】 Blinding Lights / ザ・ウィークエンド


9位右上矢印 (先週10位、最高位1位)
24kGoldn(24kゴールデン) feat. iann dior(イアン・ディオール) – Mood
ワンランクアップ。
トップ10滞在はビルボード史上10曲目の31週となったこの曲、Hot 100(10位以内)の順位をもとにスコア化したオールタイム・チャートではドレイクの “God’s Plan”(2018年、最高位1位)と並んで12位となっています。


10位右下矢印 (先週9位、最高位9位)
Pop Smoke(ポップ・スモーク) – What You Know Bout Love
ワンランクダウン。
トップ10滞在は4週目。最高位9位以下でトップ10滞在4週はルイス・キャパルディの “Before You Go”(2020年、最高位9位)以来、ビルボード史上71曲目。ちなみに、最高位9位以下でのトップ10滞在最長記録はジン・ブロッサムズの ” Follow You Down”(1996年、最高位9位、トップ10滞在8週)。

現時点での来週(2021/04/17付)のトップ10予想
1位 (=) MONTERO (Call Me By Your Name)
2位 (=) Peaches
3位 (=) Leave The Door Open
4位 (=) Up
5位 (=) drivers license
6位 (=) Save Your Tears
7位 (=) Levitating
8位 (=) Blinding Lights
9位 (+) Astronaut In The Ocean / マスクド・ウルフ
10位(=) What You Know Bout Love

以上、最新のトップ10紹介でした。

 
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