ビルボード Hot 100(2021/01/16付) トップ10解説

 
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2021/01/16付 ビルボード Hot 100 トップ10解説


1位右矢印 (先週1位、最高位1位)
24kGoldn(24kゴールデン) feat. iann dior(イアン・ディオール) – Mood
今週はラジオとストリーミングの2冠で8週目の1位。
大晦日の “New Year’s Rockin’ Eve 2021” では二人揃ってパフォーマンスされたこの曲、Hot 100(10位以内)の順位をもとにスコア化したオールタイム・チャートではジェニファー・ロペス ft. ジャ・ルールの “I’m Real”(2001年、最高位1位)、メアリー・J.ブライジの “Family Affair”(2001年、最高位1位)の2曲と並び89位に上昇、トップ100入りしています。なお、来週は1位から陥落するかもしれません(後述)。


2位右矢印 (先週2位、最高位1位)
Ariana Grande(アリアナ・グランデ) – positions
2位変わらず。
イギリスの音楽誌NMEでは、『初期のジャスティン・ティンバーレイク・スタイルのアコースティック・ギターに支えられた「まろやか」な曲』と評されているこの曲、これでトップ10滞在は10週目で、このマイルストーンのクリアはアリアナにとって7曲目となっています。
Ariana Grande(アリアナ・グランデ) – ヒット曲ベスト20


3位右矢印 (先週3位、最高位1位)
The Weeknd(ザ・ウィークエンド) – Blinding Lights
変わらず3位をキープ。
予定通りに開催ならば約4週間後(2/7)に迫ったスーパーボウルのハーフタイムショーで間違いなくパフォーマンスされるであろうこの曲、トップ3滞在はビルボード史上17曲目の17週目で、トップ10とトップ5はそれぞれ44週、35週となってどちらも新記録を更新しています。
【解説・和訳】 Blinding Lights / ザ・ウィークエンド
The Weeknd(ザ・ウィークエンド) – ヒット曲ベスト20


4位右矢印 (先週4位、最高位3位)
Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) feat. Chance The Rapper(チャンス・ザ・ラッパー) – Holy
4位変わらず。
トップ10はこれで10週目。大晦日には3年ぶりとなるコンサートをTモバイルと提携して生配信したジャスティン・ビーバー。彼のヒット曲ランキングでは、そのコンサートで17曲目(全21曲)にパフォーマンスされたこの曲が “10,000 Hours”(2019年、最高位4位)を抜いて12位に上昇しています。
Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – ヒット曲ベスト20(更新)


5位右上矢印 (先週6位、最高位5位)
Chris Brown(クリス・ブラウン) & Young Thug(ヤング・サグ) – Go Crazy
ワンランクアップで最高位更新。
チャートイン35週目でのトップ5入りは男性ソロアーティストとしては最長で(今週10位の)”I Hope” の45週、イマジン・ドラゴンズの “Radioactive”(2013年、最高位3位)の42週に次いで歴代3位。クリス・ブラウンのヒット曲ランキングではこの曲が “Freaky Friday”(2018年、最高位8位)を抜いて9位に上昇しています。
Chris Brown(クリス・ブラウン) – ヒット曲ベスト20(更新)

6位アップ (先週-位、最高位6位)
Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – Anyone
ジャスティン・ビーバーは22曲目のトップ10。
セールスを制して初登場6位。大晦日のコンサートのトリでライブ初披露された曲で、(またしても)ジャスティンが妻のヘイリーに捧げるハート・オン・スリーブな(ハートを袖に付ける=気持ちを素直に表す)ラブソング。メイクで全身のタトゥーを消したジャスティンがボクサーを演じるビデオは、トム・クルーズへの再挑発では?ということでも話題になっています。(※後にジョークと認めたものの、ジャスティンは2019年6月に「挑戦を受けなかったら一生ビビリ呼ばわりする」とトム・クルーズにプロレス対決を申し込んでいます)


7位右上矢印 (先週10位、最高位7位)
Dua Lipa(デュア・リパ) feat. DaBaby(ダベイビー) – Levitating
3ランクアップで最高位更新。
往年のディスコ・ヒット、ビージーズの “Stayin’ Alive”(1978年、最高位1位)と同じテンポ(108BPM)になっていて、印象的な拍手音はブロンディの “Rapture”(1981年、最高位1位)を想起させると評されているこの曲、デュア・リパにとっては “Don’t Start Now” に続く2曲目のトップ5が視野に入ってきています。


8位右下矢印 (先週7位、最高位2位)
Drake(ドレイク) feat. Lil Durk(リル・ダーク) – Laugh Now Cry Later
ワンランクダウン。
ビデオの再生回数は2億回を超えたものの、ドレイクとしては自己24位でリリース当初に注目された割には伸び悩んでいるこの曲、ドレイクのヒット曲ランキングでは “In My Feelings”(2018年、最高位1位)を抜いて6位に上昇しています。
Drake(ドレイク) – ヒット曲ベスト20(更新)

9位アップ (先週11位、最高位9位)
AJR(エージェイアール) – Bang!
AJRは初のトップ10。
成長したと感じることなく子供から大人になった奇妙な移行期間がテーマになっていると言われている曲。インストルメンタルのバージョンがiPhoneのCMで使われたことがブレークのきっかけになったようです。


10位右下矢印 (先週8位、最高位3位)
Gabby Barrett(ギャビー・バレット) feat. Charlie Puth(チャーリー・プース) – I Hope
2ランクダウンながらトップ10はキープ。
これでチャートイン54週でトップ10滞在は14週目。Hot 100にはチャートインから52週(1年)を超えた曲は26位以下になると(また、同20週を超えた曲は51位以下になると)チャートから消えるというリカレント・ルールなるものが存在しますが、引き続きラジオが好調なこの曲にそのルールが適用されるのはもう少し先かもしれません。

なお、来週はオリヴィア・ロドリゴの “drivers license” が初登場1位になりそうな勢いでセールスを伸ばしています。

以上、最新のトップ10紹介でした。

 
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