ビルボード Hot 100(2020/09/26付) トップ10解説

 
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2020/09/26付 ビルボード Hot 100 トップ10解説


1位右矢印 (先週1位、最高位1位)
Cardi B(カーディ・B) feat. Megan Thee Stallion(ミーガン・ジー・スタリオン) – WAP
今週もストリーミングを制して4週目の1位。
終始「このハウスにはホー(売春婦)がいる」とリピートされているフランク・スキーの “There’s Some Whores in This House”(1993年)をBGMにしてカーディとミーガンのエロラップが繰り広げられているこの曲、一部の評論家は「セックス・ポジティブ・ムーブメント」として称賛しつつ、この曲の否定派に対しては「(男性ラッパーの間ではありふれている)エロい歌詞そのものではなく、それを女性がラップしていることを問題視しているのでは?」と指摘しており、論争になっているようです。


2位右矢印 (先週2位、最高位1位)
BTS(防弾少年団) – Dynamite
2位変わらず。
リズム・ギターをかき鳴らし、ホーンがアクセントになっているこの曲、これで4週連続でセールスのチャートを制していますが前週比43%減、ラジオは伸び悩んで49位→47位、ストリーミングは16位→17位と後退しており、来週はセールスがさらに落ち込めば急落するかもしれません。


3位右矢印 (先週3位、最高位2位)
Drake(ドレイク) feat. Lil Durk(リル・ダーク) – Laugh Now Cry Later
変わらずトップ3をキープ。
ナイキのウェアやシューズに身を包んだドレイクがライトアップされた未来型ベンツでナイキ本社に乗り込み、敷地内でバスケをしたり従業員用の巨大ストアでショッピングしたりする姿の他、カメラの前で涙を流すシーンも収められているこの曲のビデオ、再生回数は1億回を突破しています。
Drake(ドレイク) – ヒット曲ベスト20


4位右矢印 (先週4位、最高位1位)
DaBaby(ダベイビー) feat. Roddy Ricch(ロディ・リッチ) – ROCKSTAR
4週連続で4位変わらず。
トップ5はビルボード史上42曲目(32位タイ)となる18週となったこの曲、Hot 100(10位以内)の順位をもとにスコア化したオールタイム・チャートではマックルモア&ライアン・ルイス ft. ワンツの “Thrift Shop”(2013年、最高位1位)、カミラ・カベロ ft. ヤング・サグの “Havana”(2018年、最高位1位)と並び64位→50位に上昇しています。
【解説・和訳】 ROCKSTAR / ダベイビー ft. ロディ・リッチ


5位右矢印 (先週5位、最高位1位)
The Weeknd(ザ・ウィークエンド) – Blinding Lights
こちらも4週連続で5位変わらず。
トップ5の滞在週はついにビルボード史上単独1位となる28週目。今年度のチャートポイントの累計ではロディ・リッチの “The Box” を上回って1位になったと思われるこの曲、Hot 100(10位以内)の順位をもとにスコア化したオールタイム・チャートではマルーン5 ft. カーディ・Bの “Girls Like You”(2018年、最高位1位)とリル・ナズ・X ft. ビリー・レイ・サイラスの “Old Town Road”(2019年、最高位1位)を抜いて7位→5位に上昇しています。
【解説・和訳】 Blinding Lights / ザ・ウィークエンド
The Weeknd(ザ・ウィークエンド) – ヒット曲ベスト20
トップ5滞在週ランキング


6位右矢印 (先週6位、最高位6位)
24kGoldn(24kゴールデン) feat. iann dior(イアン・ディオール) – Mood
6位変わらずで最高位をキープ。
ラジオでの上昇率は今週トップになっているこの曲、現時点での今年の一発屋ランキングではリル・モジーの “Blueberry Faygo”(最高位8位、トップ10滞在4週)を抜いて6位となっています。


7位右矢印 (先週7位、最高位1位)
Harry Styles(ハリー・スタイルズ) – Watermelon Sugar
こちらも変わらず。
トップ10滞在11週で7週目の7位。7位に7週滞在した曲はトレインの “Hey, Soul Sister”(2010年、最高位3位)以来、ビルボード史上4曲目。ちなみに7位の最多滞在週はクリス・ブラウン ft. ドレイクの “No Guidance”(2019年、最高位5位)で8週。


8位右上矢印 (先週9位、最高位7位)
Jawsh(ジョシュ685) × Jason Derulo(ジェイソン・デルーロ) – Savage Love (Laxed – Siren Beat)
ワンランクアップ。
アンディ・ギブの “(Our Love) Don’t Throw It All Away”(1978年、最高位9位)、ストレイ・キャッツの “Rock This Town”(1982年、最高位9位)に次いで3曲目の5週連続9位とはならなかったこの曲、最高位7位以下でトップ10に8週以上滞在した曲としてはビルボード史上50曲目となっています。
Jason Derulo(ジェイソン・デルーロ) – ヒット曲ベスト10


9位アップ (先週11位、最高位9位)
Lewis Capaldi(ルイス・キャパルディ) – Before You Go
2ランクアップでトップ10復帰&最高位更新。
前作の “Someone You Loved” と同じく2度目のトップ10復帰となったこの曲、ラジオのチャートでは1位を獲得しており、ザ・ウィークエンドの “Blinding Lights” が続けていた連続1位記録を23週でストップさせています。


10位右下矢印 (先週8位、最高位2位)
Jack Harlow(ジャック・ハーロウ) feat. DaBaby(ダベイビー), Tory Lanez(トリー・レーンズ) & Lil Wayne(リル・ウェイン) – WHATS POPPIN
2ランクダウン。
今週ワンランクダウンであれば来週はビルボード史上初のトップ10内で7週連続ダウンという新記録の可能性が残されたものの消滅。また、(連続ダウンではなく)連続ワンランクダウンの記録も5週でストップしています。ちなみに、トップ10内での連続ワンランクダウンの記録はアデルの “Hello”(2015年、最高位1位)とキース・スウェットの “Nobody”(1996年、最高位3位)で6週連続。
Lil Wayne(リル・ウェイン) – ヒット曲ベスト20

以上、最新のトップ10紹介でした。

 
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