ビルボード Hot 100(2020/06/06付) トップ10解説

 
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2020/06/06付 ビルボード Hot 100 トップ10解説

1位アップ (先週-位、最高位1位)
Lady Gaga(レディー・ガガ) & Ariana Grande(アリアナ・グランデ) – Rain On Me
レディー・ガガは5曲目、アリアナ・グランデは4曲目の1位。
フィジカルとデジタルのバンドル商法でセールスを制してビルボード史上39曲目となる初登場1位(アリアナの1位獲得曲はすべて初登場で4曲は史上初)。また、ソロ女性同士のコラボによる1位獲得は”Say So”、”Savage” に続き今年3曲目(ビルボード史上8曲目)。トラブルを乗り越え、痛みを受け入れることについて歌われているダンスポップで、ガガによると “rain”(雨)は “tears”(涙)のメタファであると同時に(悲しみを紛らす)アルコールの意味もあるそうで、フックでは『濡れずにいたいけど、でも生きているから』(泣きたくないけど、生きている以上そういうこともある)と歌われています。


2位右下矢印 (先週1位、最高位1位)
Megan Thee Stallion(ミーガン・ジー・スタリオン) feat. Beyonce(ビヨンセ) – Savage
ワンランクダンで1週で1位陥落。
コラボのオファーは意外にもビヨンセのほうからだったというこの曲、そのビヨンセのヒット曲ランキングでは夫のジェイ・Zをフィーチャーした “Drunk In Love”(2014年、最高位2位)を抜いて11位に上昇しています。
Beyonce(ビヨンセ) – ヒット曲ベスト20(更新)


3位右上矢印 (先週4位、最高位3位)
DaBaby(ダベイビー) feat. Roddy Ricch(ロディ・リッチ) – ROCKSTAR
今週もストリーミングを制してワンランクアップでトップ3入り。
イギリス、オーストラリアでは1位を獲得しているこの曲、ほぼストリーミングだけ(今週のチャートポイントに占める割合は約80%)でここまで上昇していますが、前週比プラスなのは(上位では)この曲だけとなっており、同名異曲の1位獲得曲リストにまた新たな1曲が加わる可能性もあると思います。(※ポスト・マローンの同名異曲が2017年に1位獲得)


4位右下矢印 (先週3位、最高位1位)
The Weeknd(ザ・ウィークエンド) – Blinding Lights
今週もラジオは制したもののワンランクダウンで再びトップ3から陥落。
先週からチャートポイントに対するラジオの割合が若干低くなるようにルール変更されたらしく、そのことにより2度目の1位復帰はかなり厳しくなったこの曲、マックス・マーティンが書いた1位獲得曲のランキングではジャスティン・ティンバーレイクの “Can’t Stop The Feeling!”(2016年)を抜いて10位に上昇しています。
【解説・和訳】 Blinding Lights / ザ・ウィークエンド
The Weeknd(ザ・ウィークエンド) – ヒット曲ベスト20
マックス・マーティン – 1位獲得曲ベスト20+α(更新)


5位右下矢印 (先週2位、最高位1位)
Doja Cat(ドジャ・キャット) – Say So
3ランクダウン。
ビルボードはニッキー・ミナージュがアーティストとしてクレジットされたのは2週のみと発表しているものの、表記にはまだ名前が残っているこの曲、リミックス版のアウトロではそのニッキーが『家で座っているだけなのにドレスアップした。(※自己隔離中のドレスアップ・チャレンジに参加した。)お金がなくてもみんないろいろやってる』とラップしています。


6位右下矢印 (先週5位、最高位1位)
Drake(ドレイク) – Toosie Slide
ワンランクダウンでトップ5から陥落。
マドンナと並び最も多くのトップ10ヒット(38曲)を持つドレイク。そのドレイクのヒット曲ランキングではこの曲が “Hold On, We’re Going Home”(2013年、最高位4位)と “Look Alive”(2018年、最高位5位)を抜いて11位に上昇しています。(1位獲得曲7曲の中ではまだ最低)
Drake(ドレイク) – ヒット曲ベスト20(更新)


7位右上矢印 (先週8位、最高位2位)
Dua Lipa(デュア・リパ) – Don’t Start Now
今週もワンランクアップ。
トップ10滞在はこれで18週目。最初と最後のシーンをシンクロさせているビデオの再生回数は3億回を突破しています。
【解説・和訳】 Don’t Start Now / デュア・リパ


8位右下矢印 (先週7位、最高位1位)
Roddy Ricch(ロディ・リッチ) – The Box
ワンランクダウン。
今年のアーティスト別トップ10滞在週では単独トップ(27週)に立っているロディ・リッチのこの曲、Hot 100(10位以内)の順位をもとにスコア化したオールタイム・チャートではショーン・メンデス&カミラ・カベロの “Senorita”(2019年、最高位1位)を抜き25位→24位に上昇しています。
【解説・和訳】 The Box / ロディ・リッチ


9位右矢印 (先週9位、最高位8位)
Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) & Quavo(クエヴォ) – Intentions
9位変わらず。
ミーゴス結成のため高校を中退していたものの5/21に高卒となったことをインスタで報告したクエヴォが客演を務めているこの曲、最高位8位以下では記録更新となる13週目のトップ10となっています。
Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – ヒット曲ベスト20


10位右下矢印 (先週6位、最高位2位)
Future(フューチャー) feat. Drake(ドレイク) – Life Is Good
4ランクダウン。
デビューから8週連続2位という記録を作ったものの年間チャートでのトップ10入りは厳しそうなこの曲、新型コロナの影響で失業者が急増している状況においては不向きと思われる歌詞によるラジオでの不振(最高位13位)が誤算だったかもしれません。

以上、最新のトップ10紹介でした。

 
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