ビルボード Hot 100(2019/08/17付) トップ10解説

 
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2019/08/17付 ビルボード Hot 100 トップ10解説


1位右矢印 (先週1位、最高位1位)
Lil Nas X(リル・ナズ・X) feat. Billy Ray Cyrus(ビリー・レイ・サイラス) – Old Town Road
今週もセールスとストリーミングを制して記録更新となる19週目の1位。
Hot 100(10位以内)の順位をもとにスコア化したオールタイム・チャートではメーガン・トレイナーの “All About That Bass”(2014年、最高位1位)、ロス・デル・リオの “Macarena”(1996年、最高位1位)など4曲を抜いて21位→17位に上昇しています。
【解説・和訳】 Old Town Road / リル・ナズ・X ft. ビリー・レイ・サイラス


2位右矢印 (先週2位、最高位2位)
Billie Eilish(ビリー・アイリッシュ) – bad guy
2位変わらずで1位との差も先週と変わらず。
テイラー・スウィフトが20歳で獲得したグラミーの最優秀アルバム賞の最年少記録を更新するのではないかと言われているビリー・アイリッシュ。この曲はこれで9週目の2位となり、1位を獲得していない曲としてはドナ・ルイスの “I Love You Always Forever”(1996年)、シャナイア・トゥエインの ” You’re Still The One”(1998年)と並び3位タイの記録となっています。
【解説・和訳】 bad guy / ビリー・アイリッシュ


3位右矢印 (先週3位、最高位2位)
Shawn Mendes(ショーン・メンデス) & Camila Cabello(カミラ・カベロ) – Señorita
変わらず今週もトップ3をキープ。
ツアー先でファンから『この曲は何にインスパイアされたのか?』と質問され、カミラとの関係を聞かれたと思ってその場を立ち去ったショーン・メンデス。そのことを『プロらしくない』と批判されて言い訳のツイートをしていましたが、そのツイートもすぐに削除されています。
【解説・和訳】 Senorita / ショーン・メンデス&カミラ・カベロ


4位右矢印 (先週4位、最高位4位)
Lizzo(リゾ) – Truth Hurts
4位変わらず。
今週も好調をキープして1位獲得の可能性もまだ残しているこの曲、ビルボードではヒットの理由として、「TikTokチャレンジ」、「Netflix映画」(の「サムワン・グレート~輝く人に~」で使用されたこと)、そして「BET Awards」(での印象的なパフォーマンス)の3つが挙げられています。


5位右矢印 (先週5位、最高位3位)
Khalid(カリード) – Talk
今週もラジオを制してトップ5をキープ。
テキサス州エル・パソ(カリードが高校時代を過ごした場所)で発生した銃乱射事件を受けて、被害者とその家族のために8月中にチャリティー・コンサートを行うと発表したカリード。この曲では恋の足並みがそろわない彼女に対して『ちょっと話そうよ。僕らの行く先について』と歌われていますが、彼は銃規制についても真剣に話し合う(議論する)必要があると思っているようです。


6位右矢印 (先週6位、最高位6位)
Chris Brown(クリス・ブラウン) feat. Drake(ドレイク) – No Guidance
こちらも変わらずで最高位キープ。
先日、極秘で来日して六本木でラーメンを食べていたリアーナにプロポーズしているとも取れるこの曲、プリフックでは『もう(恋愛)ゲームはしたくない。ゲームは終わり。君に僕のラストネームをあげるよ』と歌われています。
Chris Brown(クリス・ブラウン) – ヒット曲ベスト20
Drake(ドレイク) – ヒット曲ベスト20


7位右矢印 (先週7位、最高位2位)
Ed Sheeran(エド・シーラン) & Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – I Don’t Care
7位変わらず。
この曲ではエドと共にフックで『君と一緒なら何も気にしない』と歌っているジャスティン。先日はヘイリー夫人とともに来日していましたが、原宿や渋谷でファンに囲まれて写真を撮られても気にしていなかったと報じられています。
Ed Sheeran(エド・シーラン) – ヒット曲ベスト10
Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – ヒット曲ベスト20

8位アップ (先週-位、最高位8位)
Ariana Grande(アリアナ・グランデ) & Social House(ソーシャル・ハウス) – Boyfriend
アリアナ・グランデは14曲目、ソーシャル・ハウスは初のトップ10。
相手が自分にどれだけ真剣か分からない不安な気持ちを歌った曲。フックでは『あなたは私のボーイフレンドじゃないし私はあなたのガールフレンドじゃないけど、あなたは私に他の誰も見て欲しくないし、私はあなたに他の誰も見て欲しくないの』と歌われています。
Ariana Grande(アリアナ・グランデ) – ヒット曲ベスト20(更新)


9位右下矢印 (先週8位、最高位3位)
Post Malone(ポスト・マローン) feat. Young Thug(ヤング・サグ) – Goodbyes
ワンランクダウン。
先日、お忍びで来日して北海道の函館でお祭りに参加したり、現地の人とカラオケを楽しんだりしたというポスト・マローンのこの曲、ビデオはこれまでPG指定としてノーカット版が公開されていましたが、(YouTube側で)ポスト・マローンが首や胸を何度も刺されて殺されてしまうというショッキングなシーンは「一般的な公開にはふさわしくない」と判断されたため、問題のシーンをカットしたバージョンに差し替えられています。


10位右矢印 (先週10位、最高位10位)
Lil Tecca(リル・テッカ) – Ran$om
変わらず今週もトップ10をキープ。
今も親と同居しているという16歳のリル・テッカ。この曲のヒットを知ったのは母親に『あなたの曲がHot 100に入ったわよ』と起こされた時だそうで『すごく誇らしいと感じた』と語っています。

以上、最新のトップ10紹介でした。

 
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