ビルボード Hot 100(2019/04/27付) トップ10解説

 
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2019/04/27付 ビルボード Hot 100 トップ10解説


1位右矢印 (先週1位、最高位1位)
Lil Nas X(リル・ナズ・X) feat. Billy Ray Cyrus(ビリー・レイ・サイラス) – Old Town Road
今週も圧倒的な強さでセールスとストリーミングを制して3週目の1位。
ビリー・レイ・サイラスにとっては57歳にして初の1位獲得(1964年に “Hello, Dolly” で初めて1位を獲得した当時62歳のルイ・アームストロングに次ぐ記録)&親子で1位獲得 (娘のマイリー・サイラスは2013年に “Wrecking Ball” で1位を獲得)となったことでも話題になっているこの曲、他にもカントリーとしてはローンスターの “Amazed”(2000年)以来の1位、1:53という曲の短さは(先日記録を更新したばかりの “Sunflower” に代わって)今世紀最短のナンバーワン・ソングなど、記録づくしの曲となっています。


2位右上矢印 (先週3位、最高位2位)
Post Malone(ポスト・マローン) – Wow.
今週もワンランクアップで最高位復帰。
ダンス動画が出る前とは様相が一変したこの曲、ヴァース2では『ニップ・タック(闇の整形外科医)みたいに車を改造して(屋根を取っ払って)ケツのでかい女の家に向かう。キッチンをストリップ・クラブに一変させる』と歌われています。


3位右下矢印 (先週2位、最高位1位)
Post Malone(ポスト・マローン) & Swae Lee(スワエ・リー) – Sunflower (Spider-Man: Into the Spider-Verse)
ワンランクダウンながら12週目のトップ3。
ビデオの再生回数は今週も大幅(2,000万回以上、YouTubeにアップされている全MVの中でもトップクラス)に増えたこの曲、トップ10滞在はこれで20週、そしてHot 100(10位以内)の順位をもとにスコア化したオールタイム・チャートではジェニファー・ロペス ft. ジャ・ルールの “I’m Real”(2001年、最高位1位)、メアリー・J.ブライジの “Family Affair”(2001年、最高位1位)と並び79位に上昇、トップ100入りしています。


4位右矢印 (先週4位、最高位1位)
Ariana Grande(アリアナ・グランデ) – 7 rings
4位変わらず。
タイトルに「指輪」という意味の “Ring” が付く曲としてはゲイリー・ルイスの “This Diamond Ring”(1965年)、ビヨンセの “Single Ladies (Put A Ring On It)”(2008年)に続いて3曲目(「鳴らす」という意味の “Ring” も含めれば1979年のアニタ・ワードの “Ring My Bell” を加えて4曲目)のナンバーワン・ソングで今年最長となる8週1位を獲得しているこの曲、しかしながら現時点では年間1位の獲得は難しいと思われます。
(※先週のコメントでコーチェラでは「この曲がパフォーマンスされることはなかったようです。」とコメントしていましたが、11曲目にパフォーマンスされていました。)
Ariana Grande(アリアナ・グランデ) – ヒット曲ベスト20


5位右矢印 (先週5位、最高位1位)
Halsey(ホールジー) – Without Me
変わらずトップ5をキープ。
トップ10滞在はこれでビルボード史上23曲目の25週、トップ5滞在は同9曲目の23週、そしてHot 100(10位以内)の順位をもとにスコア化したオールタイム・チャートではアシャー ft. リル・ジョン&リュダクリスの “Yeah!”(2004年、最高位1位)、ゴティエ ft. キンブラの “Somebody That I Used To Know”(2012年、最高位1位)など4曲を抜いて19位→15位に上昇しています。


6位右矢印 (先週6位、最高位1位)
Jonas Brothers(ジョナス・ブラザーズ) – Sucker
ラジオを制したものの先週と変わらず。
1位獲得の翌週は6位に転落し、トップ10滞在は7週だったレディー・ガガ&ブラッドリー・クーパーの “Shallow” と同じく1位→6位にランクダウンし、トップ10滞在は今週で7週目となった「君に夢中」というこの曲、プリフックでは『君は薬でもあり痛みでもある。脳みそに刻まれたタトゥーだ』と歌われていますが、「君」=「ドラッグ」と解釈されそうなことは想定内なのかもしれません。

7位アップ (先週12位、最高位7位)
Sam Smith(サム・スミス) & Normani(ノーマニ) – Dancing With A Stranger
サム・スミスは6曲目、元フィフス・ハーモニーのノーマニは2曲目のトップ10。
隣同士のスタジオでレコーディングしていたのがきっかけ&お互いがファンだった(サム・スミスがフィフス・ハーモニーのファンなのは有名でカープール・カラオケでも共演)ということで実現したコラボ。失恋の傷心を癒やすために、知らない(新しい)誰かとダンスをするという曲。

8位アップ (先週-位、最高位8位)
BTS(防弾少年団) & Halsey(ホールジー) – Boy With Luv
BTSは2曲目、ホールジーは5曲目のトップ10。
恋に落ちる行為を祝う曲。プレスリリースによると、『真の強さと愛は人生のなかで最も小さな喜びを見つけることでもたらされる』ということがこの曲のテーマになっているようです。


9位アップ (先週11位、最高位7位)
Billie Eilish(ビリー・アイリッシュ) – bad guy
2ランクアップでトップ10復帰。
「誰が本当のワルか」、「そもそも何がワルか」ということを問いかけているようなこの曲、フックでは『私は悪いタイプ。あなたのママを悲しませるタイプ。あなたの彼女をおかしくしちゃうタイプ。あなたのパパを誘惑しちゃうかもしれないタイプ』と歌われています。


10位右下矢印 (先週7位、最高位3位)
Cardi B(カーディ・B) & Bruno Mars(ブルーノ・マーズ) – Please Me
3ランクダウン。
『後ろを向いて俺をじらしてくれ。俺を喜ばせてくれ』と歌われているこの曲、ブルーノ・マーズにとっては10曲目のトップ3ヒットとなりましたが、来週のトップ10キープは微妙で彼のヒット曲ランキングでのトップ10入りもかなり厳しくなっています。
Bruno Mars(ブルーノ・マーズ) – ヒット曲ベスト20

以上、最新のトップ10紹介でした。

 
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