ビルボード Hot 100(2019/03/23付) トップ10解説

 
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2019/03/23付 ビルボード Hot 100 トップ10解説


1位右上矢印 (先週2位、最高位1位)
Ariana Grande(アリアナ・グランデ) – 7 rings
ストリーミングを制し、返り咲きで6週目の1位。
映画「ティファニーで朝食を」が大好きで、同映画で使われている “Mille Tendresse”(フランス語で「たくさんの優しさ」)というフレーズのタトゥーを首筋に入れているアリアナ。この曲は、そんな彼女がティファニーに行った際、出されたシャンパンに気を良くして(そして酔って)婚約指輪を7つも買ったというエピソードから生まれたそうですが、それを物語るようにヴァース1は『ティファニーで朝食、そして泡のボトル(=シャンパン)。トラブルに巻き込まれるのが好きなタトゥーが入った女の子たち』という歌い出しになっています。
Ariana Grande(アリアナ・グランデ) – ヒット曲ベスト20


2位右上矢印 (先週4位、最高位1位)
Post Malone(ポスト・マローン) & Swae Lee(スワエ・リー) – Sunflower (Spider-Man: Into the Spider-Verse)
2ランクアップでトップ3復帰。
日本でも3月8日から公開されている映画「スパイダーマン:スパイダーバース」のサントラに収録されているこの曲、日本版CDにはステッカーが付いているそうですが、デジタルも含めて売れ行きはイマイチのようで、国内の洋楽ランキングではまだ圏外となっています。


3位右上矢印 (先週5位、最高位1位)
Halsey(ホールジー) – Without Me
こちらも2ランクアップでトップ3復帰。
今週もラジオを制したこの曲、トップ10滞在はこれでビルボード史上89曲目の20週、そしてHot 100(10位以内)の順位をもとにスコア化したオールタイム・チャートではアッシャーの “U Got It Bad”(2001年、最高位1位)と並び78位→57位に上昇しています。


4位右下矢印 (先週3位、最高位3位)
Cardi B(カーディ・B) & Bruno Mars(ブルーノ・マーズ) – Please Me
ワンランクダウンでこちらはトップ3から陥落。
トップ10ヒットのスコア合計で決めるアーティスト・ランキングではビートルズを抜いて5位となったブルーノ・マーズ。ビートルズの “Please Please Me”(1964年、最高位3位)と似たタイトル(&今のところ同じ最高位)のこの曲が先週トップ3入りしたことにより、ブルーノはこれで10曲のトップ3ヒットを持つアーティストとなっています。(ちなみにビートルズのトップ3ヒットは26曲)
Bruno Mars(ブルーノ・マーズ) – ヒット曲ベスト20(更新)

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This is so FUCKING AWESOME!!

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5位右上矢印 (先週7位、最高位5位)
Post Malone(ポスト・マローン) – Wow.
2ランクアップでトップ5入り。
上昇の要因はこの曲に合わせて踊る43歳男性の動画がバズり(ポスト・マローンが “This is so FUCKING AWESOME!!” というコメント付きで拡散したため)、セールスが伸びたこと。さらに先日は、タイガと新人ラッパーのロディ・リッチをゲストに迎えたリミックス版がリリースされており、来週はその効果も期待できそうです。


6位右下矢印 (先週1位、最高位1位)
Jonas Brothers(ジョナス・ブラザーズ) – Sucker
5ランクダウンで1週でトップの座から陥落。
人気司会者ジェームス・コーデンのTV番組「ザ・レイト・レイト・ショー」への出演効果もあって先週初登場1位となった手拍子が特徴的なこの曲、人気コーナーの「カープール・カラオケ」ではその手拍子付きでパフォーマンスされています。


7位右上矢印 (先週8位、最高位2位)
Marshmello(マシュメロ) feat. Bastille(バスティル) – Happier
ワンランクアップ。
トップ10滞在はこれでビルボード史上44曲目となる23週目。ロングヒットとなっていますが、ちなみに1位を獲得していない曲のトップ10滞在の最長記録はリアン・ライムスの “How Do I Live”(1997年、最高位2位)で32週。


8位右上矢印 (先週9位、最高位4位)
J. Cole(J・コール) – MIDDLE CHILD
こちらもワンランクアップ。
ゼッド、マレン・モリス&グレイの “The Middle”(2018年、最高位5位)、ジミー・イート・ワールドの “The Middle”(2002年、最高位5位)など、タイトルに “Middle” が付く曲の最高位は(トップ10の)「真ん中」の5位止まりというジンクスを破っているこの曲、ちなみに、タイトルに “Child” が付く曲としてはニック・ギルダーの “Hot Child In The City”(1978年)とガンズ・アンド・ローゼズの “Sweet Child O’ Mine”(1988年)が1位を獲得しています。


9位右下矢印 (先週6位、最高位1位)
Lady Gaga(レディー・ガガ) & Bradley Cooper(ブラッドリー・クーパー) – Shallow
セールス1位、ラジオ最高位更新ながら3ランクダウン。
トップ10滞在はこれで5週目。来週もトップ10をキープできるか微妙ですが、もし陥落ならトップ10滞在週5週以下の1位獲得曲としてはチャイルディッシュ・ガンビーノの “This Is America”(2018年)以来、49曲目となります。ちなみに、1位獲得曲のトップ10滞在最短記録はファンタジアの “I Believe”(2004年)とテイラー・ヒックスの “Do I Make You Proud”(2006年)の2週。
Lady Gaga(レディー・ガガ) – ヒット曲ベスト20


10位右矢印 (先週10位、最高位1位)
Travis Scott(トラヴィス・スコット) – SICKO MODE
今週もトップ10をキープ。
これでトップ10滞在はビルボード史上5曲目、リアン・ライムスの “How Do I Live”(1997年、最高位2位)、チェインスモーカーズ ft. ホールジーの “Closer”(2016年、最高位1位)と並ぶ32週となっています。
【解説・和訳】 SICKO MODE / トラヴィス・スコット

以上、最新のトップ10紹介でした。

 
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